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あなたの燃える手で

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こちら夢の森探偵社

31
ピシャ! ピシャ!
「きゃー! 痛い!」
奈美の腰に、風を切った革の1本鞭が巻き付いた。
その跡は、白い腰にミミズ腫れとなって真っ赤な線を引いていく。
ピシャ! ピシャ! ピシャ!
「キャー、いやぁー!」
鞭がしなやかに巻き付く度、赤い線が奈美の腰に2本3本と引かれていく。
叩かれる度に、手首の鎖を中心に奈美の体がクルクルと回り、その体に鞭がラ
ンダムに振り下ろされていく。
「ひひひっ。堪らないねぇ、この感触が。ほらっ、ほらっ、ほらもう1発」
ミミズ腫れは、その隙間が無くなるほど無数に増えていく。
ピシャ! ピシャ! ピシャ!
「ひぃっ、痛いっ! いやっ! いやっ! もうやめてぇぇ~」
奈美の体がグルグル回る。
「どうだ、痛いか? ほらっまだよ。まだまだ。百叩きでも物足りないよ」
ピシャ! ピシャ! ピシャ! ピシャ!
鞭は腹と言わず背中と言わず、無慈悲に巻き付いてくる。
「いやっ、やめてっ、やめて下さい、学長……」
ミミズ腫れはジンジンと痛み、ヒリヒリと熱を伴っている。
「学長だなんて、つれない言い方だねぇ。琴美って呼んだらどうだい?」
ピシャ! ピシャ! ピシャ! 
「痛いっ、痛いっ」
「あたし以外の女と。それもよりによってウチの学生となんてこの裏切り者」
「裏切り者だなんて……」
ピシャ!!
一際強く、鞭が白い肌に真っ赤な線を引いた。
「ひぃー! お願い、やめて下さい……。相手は」
「相手が誰かなんてどうでもイイのさ。問題は奈美、お前の心変わりだよ。教
授に推薦することも考えていたのに。本当に残念だよ」
ピシャ! ピシャ! ピシャ! ピシャ!
「痛い! 痛い! やめてっ。お願い許して。どんなコトでもするから……」
「そうかい。それじゃ、もっと虐めてやろうかねぇ」
「そんな……」
琴美は燭台の蝋燭を1本引き抜くと、それに火を点け奈美に歩み寄った。
「ひひひっ、ミミズ腫れになったところに蝋を垂らしたら……、どんな声で泣
くだろうねぇ」
「いやっ、いやっ、そんなことやめて」
「そうはいかないよ。あたしを裏切った罰さ。うんとお泣き……」

炎は蝋を絶えず溶かし、溶けた蝋は絶えず溜まっていく。そして琴美の蝋燭を
持った手が、奈美のミミズ腫れになった腰に近づいた。
「いやぁ、いやぁ」
蝋から逃れようとくの字になったその腰に、溜まった蝋を振り掛けた。
「ほらっ」
腫れ上がった敏感な傷口に、灼熱の蝋がベッタリと貼り付く。
「きゃぁぁ~、熱っ、熱いぃ~」
「ひひひっ、これはさぞかし効くだろうねぇ。ほらっ、ほらっ」
琴美が連続で蝋を振りかける。
「ひぃぃ~、やめてっ、お願いっ、お願いやめてぇぇ~」
「泣け泣け、ほらっ、もっとお泣き」
琴美は蝋燭を傾け、奈美の背中にペタリと付けるとコロコロと転がした。
蝋燭は溶けるそばから位置を変え、ミミズ腫れの上へとタラタラと流れ落ちては固まっていく。
「ひぃぃ~、ひっ、ひぃぃ~」
「どうだい? これは。溶けたての蝋が腫れ上がったところに垂れて」
「お願い、お願いもうやめてぇぇ~」
不自由な状態で背中を反らせ、奈美は必死に琴美に訴えた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土