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あなたの燃える手で

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こちら夢の森探偵社

15
奈美はLから渡された紙を見た。そこには名前と携帯番号が書かれている。
「森川 楓?」
奈美は後ろを振り返った。
楓はテーブルで足を組んだまま、グラスを片手に奈美に向かって微笑んだ。
グラスを携帯に見立て、耳元で ”電話頂戴” とばかりにその手を揺すった。
切れ長の涼しげな目と、綺麗な長い髪が印象的だった。
奈美も楓に向かって微笑むと、その紙をポケットに入れた。

奈美の視線が、隣で酔いつぶれたエリに戻った。
「ほらっ、エリちゃん。今日はもう帰りましょう……」
エリは奈美に促され、何とか立ち上がった。
その時、カウンターの端から桜子が心配そうに2人を見た。
「ねぇ、L。部屋取ってあげたら……」
Lは桜子に微笑むと、チラリと楓の顔を見た。
彼女は、 ”今夜は許してあげる” といった顔をしている。
「よろしければお部屋をお取り出来ますが。10階のお部屋を1室だけ。この
店でキーを預かっておりますので」
「あらっ、そうなの? ……それじゃ、お願いするわ」
2人は会計を済ますと、青いガラスのドアを押し開けた。

リンダが店を出た時、先に出た2人がエレベータに乗り込んだ。
リンダがエレベーターの前まで行くと、階数表示は10階で止まっていた。
もう1基のエレベーターは1階に止まっている。
「やっぱりあの2人……。どっちにしても今日はここまでね」


大きなベッドの向こうに、この街の夜景が広がっている。
奈美とエリはシャワーを浴びると、白いバスローブを着て窓辺に立った。
「あそこが商店街だから、あたしのアパートはあの辺かなぁ?」
エリはかなり曖昧に夜景を指差した。
「そうね。その先の暗い所が総合公園でしょう」
「うん、それであのライトアップされてるのが夢の森教会」
エリは指先を少し動かし、暗闇の中で明かりの灯る一角を差した。
「えっ? 教会? ホントだ。尖った屋根の上に十字架が見えるわね」
奈美がエリの肩をそっと抱くと、2人は互いを見つめた。
「いらっしゃい……」
エリは ”コクリ” と頷き、そのままベッドへと誘われた。

脱ぎ捨てられたバスローブの横で、エリは仰向けになっていた。その上に奈美
が覆い被さり、エリの首筋に優しく舌を這わせている。
「今日も虐めて欲しいの?」
エリはまた ”コクリ” と頷いた。
「だから駅で声を掛けたのね?」
「えっ、そ、それは……」
「イヤラシイ子ね……。いいのよ。今夜はタップリ虐めてあげるわ」
奈美が突然エリの両手首を掴み、そのままベッドに押しつけた。
「あっ、先生……」
「うふふっ、エリちゃんの感じるトコロ探してあげる」
奈美は手首を握ったまま、舌を首から鎖骨、そして肩へと移動させた。
そして腕を彼女の頭上に伸ばすと、ガラ空きになった脇を見つめた。
「ここはどうかしら……」
今度はエリの二の腕を押さえ、舌でエリの脇の下をネットリと舐め上げた。
「はぁっ、はぁぁ~、あぁっ、あぁぁ~」
エリに全身が奈美に抗うように ”ブルッ” と震える。
「うふふっ、だめよ、暴れても。ほらっ、こうしちゃうんだから……」
奈美はなんとなく浮かせていた体重をズッシリと掛け、全身をエリに密着させ
た。そして脇の下に唇を寄せ、そこをネチネチと舌先で舐めた。
「あぁっ、動けな……あぁっ、あぁぁ~ん。だめぇ、先生……」
「ふふふっ、まだまだ。こっちもよ……」
奈美の頭が反対側に移動し、怪しく微笑んだ唇がまた脇に寄っていく。
「あぁぁ~ん、そっちも……」
柔らかな舌がナメクジのように這い、時に硬く尖っては小刻みに動き、敏感な
エリの脇の下をジックリとくすぐった。

舌は脇の下から乳房に移った。
シコった乳首を舌で弄び、強く吸っては舌先でコリコリと転がす。執拗に続け
られるそれは、エリの乳首を最上級に硬くシコり起たせた。
「はぁ、はぁ、あぁっ、あぁぁ~ん、アァ~イイィ~」
「んん~こんなに硬くなって……。凄く敏感になってるでしょう。今ここを噛
まれたら……。堪らないわよぉ~、エリちゃん」
「えっ、いやっ、いやいやっ、だめです、先生ぇ……」
奈美の赤い唇が、三日月のようにパックリと割れ、エリの乳首に近づいた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土