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あなたの燃える手で

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白い魔女

 15
御堂はゆかりの肩に置いた手を、二の腕に滑らせながら一緒にベッドに座った。
掌に人肌の温もりが伝わる。
背中を丸め脚を閉じ、緊張した面持ちでゆかりは俯いている。
御堂は片手を背中から肩に回し、もう一方の手でゆかりの太腿の合わせ目を撫でた。思った以上にスベスベと吸い付くような肌だった。背中に回した手でゆかりを横になるように誘った。ゆかりはゆっくりと倒れ込み、両脚をベッドに乗せ仰向けに横たわった。
御堂は1度立ち上がると、慣れた手つきで水色のナース服のボタンを外していった。熟した女の柔らかな肉体が制服の下から徐々に現れ始めた。
制服をそのまま床に落としながら脱いでゆく。御堂が下着姿になったとき、制服は足もとに山になって積み重なった。
御堂はゆかりの傍らに腰掛け、背中に手を回してブラを外した。そして自分が上になろうとした時、ゆかりが羞恥心から両手で自分の胸を隠すように覆った。
「しょうがないわね。ゆかり」
御堂はゆかりの上になると、馬乗りになるように体勢を整えた。そしてゆかりの両手首を掴むと胸元から引きはがし、万歳をするようにベッドの両隅に押さえつけた。
「あっ、いやっ、やめて」
「だめよ、悪い子はこうしないと。ほら大人しくしなさい」
そのまま御堂は馬乗りになった体をゆかりの胸近くまでずらし、右手を離すと上体をゆかりの右腕にかぶせるように倒れ込み、背中をゆかりの顔に向けるように捻った。片手を伸ばしベッドの脇から手枷を掴みだすと、ゆかりの右手首に手枷を嵌めた。
「いやぁ、何?」
「ふふふっ」
御堂の上体で右手を押さえられたゆかりに対し、両手が使える御堂にとって手枷を嵌めることは容易なことだった。手枷は黒い革製でベルトで閉めるようになっている。その手枷から30センチほどの鎖が延び、もう一方のベッドの脚に嵌められた手枷に繫がっている。同じ物がベッドの4つの脚に取り付けられていた。
ゆかりの右手はベッドの隅に向けて伸ばされたまま、手枷でしっかりと固定された。
「ほら、こっちもよ」
片手の自由を奪われたゆかりの左手に手枷を嵌めるのは造作もないことだった。
「やめて、御堂さん。これを取って。お願い」
御堂がベッドの脇に降り、ゆかりの足を固定する足枷を取り出した。鎖の奏でる小さな金属音がゆかりの耳にも届いた。
「さぁ、脚にも嵌めましょうね」
「いやぁ、やめてぇ」
御堂はゆかりのその滑るような右脛に跨ると、素早く足枷を嵌めてしまった。そして左足首にも黒い足枷が嵌められた。両脚を約90度に開かれた状態で、ゆかりの四肢はベッドにX字形に固定された。
「どう? 鎖に繋がれた気分は。これでゆっくり楽しめるわね。ゆかり」
月明かりに照らされたその肢体は蒼白照り光り、生きた人形のようだった。

Comments 2

黒沢 にゃも  

おお、気がつけば3つもUPされてる~^^
連休中、筆もすすんだのでしょうか・・・。
にゃもも、やっと論文もメドがつき、まとめ&清書の段階です。
二十日までの期限ですが、早めに終わらせたいと思います。
じゃないと、小説も書けやしないTwT

さてさて、ゆりかさんは、どうなっちゃうんですかね~@@ドキドキ



2007/02/13 (Tue) 00:10 | EDIT | REPLY |   
蛍月  

相変わらずマイペースで更新させてもらってます (*^_^*)

論文も、もう一息のようでなによりです。

ゆかりは一体どーなってしまうのか?
ゆかり、ゆかり、汝を如何せん。ってとこですか (^_^)v

2007/02/15 (Thu) 20:03 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土