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あなたの燃える手で

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白い魔女

 13
ゆかりにのし掛かった御堂は、首をかしげるようにして唇を重ねた。
「これ以上手荒なことはさせないでゆかりさん」
突然の出来事にゆかりの首が思わず横を向く。それは反射的な体の反応だった。
「嫌なの? そう、それなら」
御堂は横を向いたその首筋に吸血鬼のように吸い付いた。紅い唇が割れると、ぬめった生温かい舌が延びた。それは唾液の軌跡を残しながら、ゆかりのうなじを舐め上げていった。
「ああっ、みっ、御堂さん。やめて」
「何を? 何をやめるの?」
「こっ、こんな事。ちょっと待ってください」
「やめるなんてもったいない。んん? ほらっ」
舌先がゆかりの首筋をチロチロと擽る。
「ああぁん。だめ。やめて。御堂さん」
ゆかりの体にゾクゾクとした快感を生み出しながら、御堂の舌はネチネチとその首筋を這い降りていく。御堂の体が移動するにつれ、浴衣が無数の皺を作りながらはだけ、白い柔らかな胸の谷間が露出してゆく。
「ああぁ、いや」
テーブルに押し倒されてもつま先は床に触れている。その仰け反った状態のゆかりに御堂が体重を預けるようにしてのし掛かっている。両手首を掴み自由を奪われたゆかりに為す術はなかった。はだけた浴衣の下で、乳首が硬くシコっていた。
それを知ってか知らずか、御堂の舌は谷間の中央に差し掛かった。
「何でも言うことを聞くのが献体の契約よ。これ以上言うことを聞かないと契約違反よ。いいの?」
「そっ、それは……」
「なら、大人しくしなさい。言うことを聞く?」
「はい」
「そう、それじゃキスして。それが服従の証よ。さぁ、その可愛い唇を開いてちょうだい」
ゆかりは唇にわずかに隙間を作った。御堂の目がゆかりの目を見つめている。その目に従うように隙間が拡がってゆく。
「そうよ。良い子ね。あたしの舌を受け入れるのよ」
二人の唇が重なり、御堂の舌がその隙間から差し込まれるように延びた。
2枚の柔らかく生暖かい女の舌。それは2匹の蛇のように絡み合ってゆく。舌を絡ませながら御堂は、自分の中に溜まった唾液を意識的にゆかりの口に流し込んでゆく。1分、2分。ゆかりの今まで経験したことのない程キスは長く続いた。御堂の舌はゆかりの全てを味わい尽くすように、舌の届く範囲は全て舐め回してゆく。御堂の手がゆかりの手首から離れ、掌をなぞりながら互いの指の隙間に指を入れ、そして固く結ばれた。その時ゆかりは、自分の唾液と共に御堂の唾液を飲み下した。
御堂はゆかりの上から起きあがり、ゆかりを立たせた。
「隣の部屋に行きましょう」
ゆかりの手を取って、御堂は院長室の反対側の扉を開けた。

Comments 1

りえ  

かなりエッチなブログですね♪私も負けていられないな^^
また見に来ますね♪あっ、もしよかったら私のブログにも来てくださいね♪

2007/02/08 (Thu) 21:51 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土