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あなたの燃える手で

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クレオパトラの微笑み

29
アタシの体は逝く寸前。
もう自分では制御できないほどに。でもその体に、ママは強制的にブレーキを
掛けていた。それはそれはギリギリのトコロで……。

「お願い逝かせてぇ~、あぁ、あぁだめぇ、だめだめぇ、あぁぁ~逝くぅ~」
「逝きたいのに逝けない気持ち、よく判りますわぁ。ここで焦らされたら、どんなに辛いかも。うふふふっ」
「あぁぁ~逝くぅ、逝くぅ~、あぁ逝かせてぇ、もう我慢できないぃ~」
「逝きたくて逝きたくて……もう堪りませんでしょう? 真中様。でもこのま
まずぅ~っと、生殺しのままですわよ」
「真中様ぁ、まだお時間半分以上残ってますよぉ」

えっ? そ、そんなに、何で? 何でこんなに時間が過ぎるのが……。
いつのも2倍、3倍、ううん、10倍くらい、時間がゆっくりと流れている。

「お聞きになりました? まだお時間タップリございますわぁ。ほぉ~らっ、
真中様にはもっともっと感じていただきますわ」
「あぁ~もう、もうだめぇ、逝かせてぇ、あぁぁ~逝く逝くぅ~あぁ~」
「あぁー逝きたい逝きたい。でもまだまだ、じっくりと時間を掛けて……、
ほらっ、ほぉ~らっ、ほらほらほらっ。もう限界じゃなくて?」
「あぁぁ~逝くぅ、逝く逝くっ、あぁぁ~いっ、逝くぅ~」
苦悶を浮かべるあたしの顔に、ママの妖艶な微笑みを浮かべた顔が近づいた。
「逝きそうなのが、手に取るように判りますわぁ。ほらっ、ココ」
「あぁぁ~だめっ……、だめだめっ……、あっ逝くっ、逝っちゃうぅ~」
ママはアタシの顔を舐めるように見つめ、その声のトーンが一段上がった。
「ほらっ、ほらほらっ、この弱いトコロを、ほぉ~らっ……逝きたくて逝きたくて、もう堪らない。ほぉ~らっ」

二人は逝きそうなあたしの体を執拗に弄ぶ。それは永遠に続くかと思われる気の遠くなるような焦らし

「あぁぁ~逝くっ、ホントに、ホントに逝っちゃうぅ~あぁ逝くっ、逝くぅ」
「まぁまぁ、こんなに指を締め付けて……、もっともっと堪らなくして差し上
げますわ。青山さんアレを……」
「はぁ~いっ、コレですね」
青山さんは指で摘んだソレを、ワザとあたしに見せつけるようにした。
それは紫色をした卵のような形。そう、小型のローターだった。
「いやっ、やめてっ、そんなもの今使われたら……」
ママは左手でそのローターを受け取った。
「さぁ、仕上げと参りますわよ。真中様」

仕上げ? やっと、やっと逝かせてもらえる。あたしは心の奥でホッとした。
早く、1秒でも早く逝きたい。
ママがローターを肉の芽に押しつけた。焦らされ敏感になりきった肉の芽に、
悪魔のようなバイブレーションが襲いかかった。

「ひぃぃっ! いやぁ! だめっ、やめてぇ! やめてぇ~、あぁ~あぁ~」
反射的に悶えるあたしの膝を、青山さんが更に力を入れてと押さえつけた。
「あぁっ、逝くっ、逝く逝くっ。あぁぁ~逝っちゃうぅ~逝くぅぅ~」
しかしそのコンマ数秒前に、ローターは肉の芽から浮き上がった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土