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あなたの燃える手で

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クレオパトラの微笑み

22
あたしはあのエジプトをイメージした部屋に通された。
そしてこの間のようにシャワーを浴びると、あのショーツ姿でベッドに俯せに
横たわった。
あたしが横になるとすぐに、ドアをノックする音が聞こえ、もう1人のエステ
シャンが入ってきた。

「真中様、こちらが……」
あたしは首を上げて振り向いた。
「はじめまして、白石さゆりと申します。本日はよろしくお願い致します」
「こちらこそ」
この人がこの店のママ、いや経営者なんだ。歳は30代半ばか40歳位かしら。白石と名乗った彼女は、仕事柄かさすがに綺麗な人だった。
軽いウェーブの掛かった栗毛色のセミロングに、ブラウンのフレームのメガネ
が品良く似合っている。
「本日は突然のことで、どうかお気を悪くなさらないで下さいね」
「いえ、そんな……、とんでもないです」
170センチ近い身長にグラマラスなボディ。手入れの行き届いているような白
い肌。そして熟女独特な妖艶な微笑み。
お気を悪くどころか、あたしは内心ワクワクなのだから……。
ベッドの左側に青山さん、右側にママが立った。
この2人に挟まれただけで、あたしは濡れそうな気分になった。
でも本当にこの前みたいなコト……???
そんなあたしの不安はいきなり解消された。2人はあのヌルヌルオイルを掌に
伸ばし始めたのだ。
「それでは施術の方を始めさせていただきます。真中様」
「どうそお楽になさって下さいね。このスペシャルコースはお時間がタップリ
とございますから」
「は、はい……」
そういってママは優しくほほえみかけるけど、あたしの心臓はもうドキドキと
高鳴っている。だっていきなりあのオイル、それに2人……。
あたしは期待を胸に、枕に顔を押しつけた。

最初は背中からだった。
ヌルヌルとした四つの掌があたしの背中にオイルを塗り伸ばしていく。
背中にオイルが行き渡ると、掌の感触が指先に変わった。それは背骨から左右
に分かれ、ウエストラインから肩までユルユルと上るとそこからUターンして
腰まで降りていく。

背中の四つの手の感覚が二つになった。減った二つはママがあたしの足首から
オイルを伸ばし始めたからだ。
背中の手があの試し書きをしながら、腰から肩へジワジワと這上り始めた。
「あぁっ、あぁ」
「どうしましたぁ? 真中様ぁ」
「い、いえっ」
「とっても綺麗なお脚ですわ、真中様。白くてスベスベして。女性らしいライ
ンでスラリとして……」
そう言いながら、ママはもう太腿までオイルを伸ばした。
その手はあたしの太腿の内側に差し込まれ、そのままお尻へと上がりながら白
いショーツを押し上げていった。
ショーツはVからIになり、あたしのお尻は中心部分を僅かに隠し、そのほと
んどが剥き出された。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土