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あなたの燃える手で

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クレオパトラの微笑み


あたしはこのまま感じてしまっていいの?
そんなハズ無いでしょ……。
だって彼女は、あたしが感じているのを知っている。
だからって……。
現実と妄想、心と体、仮面と素顔、そして……彼女とあたし。
天使と悪魔の囁きは、絡み合った白い糸と黒い糸。
二色の糸はもつれながら膨れあがって、やがてあたしの中から溢れ出す。
その時のあたしは……どんな顔?

「太腿の方よろしいですか? 真中様」
「あっ、はい……」
膝裏で遊んでいた指先が、太腿へと這い上がってきた。
試し書きの輪はずっと小さくなり、少しずつ少しずつ、ジワジワとあたしのお
尻へと近づいてくる。
あたしは顔を枕に押しつけ、必死で耐えていた。
それでもお尻がピクピクと震えてしまうのが、自分でも押さえられない。
この店のショーツはかなり小さく、お尻のかなりの部分が露出している。
彼女があたしのお尻の動きを見つめているのが、手に取るようにわかった。
あの微笑みが脳裏によみがえる。
きっと、きっとアナタはあの微笑みを浮かべているんでしょう? 青山さん。
指は脚の付け根までくると、太腿の外側を膝へと下っていく。
「もう少し広げてもらっていいですかぁ?」
彼女はあたしの答えを待たずに、両足を肩幅くらいに広げた。
「今度は内側ですよぉ」
太腿の外側を下った指は膝裏を横切り、太腿の内側をジワジワと昇り始めた。
ヌルヌルとしたオイルは、あたしの性感を嬲るように煽り立てる。
あぁ~そんな……。コレで感じるなという方が無理よ。
でも、でもココはエステサロン。そんなコトをするトコロじゃないし……。
乱れ始めた呼吸に、体が大きく波打ち始めた。
「大丈夫ですか? 真中様。続けますか?」
「えぇ、続けて……下さい」
「はいっ、それじゃこのまま続けますね」

あたしの性感帯でもある太腿。その性感帯を、10本の指が10個の輪を同時に
描きながら、ジワジワと這い上がってくる。
感じるあたしを焦らし、弄び、指はゆっくりゆっくりと這い上る。
もう付け根まであと10センチくらいのトコロまできた。
あたしのアソコは火照るように熱くなっている。
でも指は止まらない。ビキニラインをお尻に沿って二つに分かれた。
あたしの脳裏に浮かぶ彼女の唇が、魔女のようにつり上がり囁きかける。

……感じますかぁ? 真中様。体がピクピクしてますよ。ほぉ~らっこの辺、
  感じるんでしょう。本当はココ、触って欲しいですか?
  だめですよぉ。まだまだこのままで……、生殺し生殺し……。

彼女の指があたしのお尻のほっぺたで輪を描いた。あたしのお尻が瞬間的に ”キュ” っと引き締まった。
あぁ~我慢できないくらいに感じる。しかも彼女の指先は、1度通り越したは
ずのそのポイントに戻ってきた。
これって偶然? それとも意識的? 
どちらにしても、もうあたしのアソコは熱く濡れている。

Comments 2

くろす  
いいでしょうね

エステとは、感じるものなんでしょうね。

男の私も、できれば行ってみたいと
思いますね。

気持ちいいんだろうな・・・・・

私がせっせとする愛撫は
どうなのかなあ?

急に気になってきた(笑)

2009/01/25 (Sun) 00:08 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
くろすさん、こんにちは

今度、メンズエステでも行ってみましょうかね。
少しは変わるかな・・・?

2009/01/25 (Sun) 10:31 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土