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あなたの燃える手で

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クレオパトラの微笑み


あたしはバスルームの壁にもたれ、青山さんに責められている妄想に取り憑か
れていた。あたしの脳裏にはハッキリとあの店のあの部屋が広がっている。

彼女はあたしの蜜壺に入れた右手の指をクネらせ、絶え間なくクチュクチュと
泣かせながら、左手は人差し指で肉豆を上下左右に擦り続けている。
赤いフレームのメガネ越しに、あたしの顔をじっと見つめながら……。
「どうですか? 真中様」
「あぁ~いい、すごく、すごく気持ちいいぃ~。あぁ逝くぅ、もう逝きそう」
「そんなに声を出すと、隣の部屋に聞こえちゃいますよ。真中様」
そう言いながらも、彼女の両手が止まる気配はない。むしろ快感を煽るよう
に、いやらしく動き続けている。
「あぁぁ~だって、だって、あぁ~ん、だめぇっ、逝くっ、あぁっ逝くぅ~」
今にも逝きそうな快感の中、あたしは懇願するように彼女の顔を見る。
彼女はあたしと目を合わせたまま、じっと無言で微笑みかけた。
でも、その目は笑っていないようにも見える。
「あぁぁ~逝かせて、逝かせて青山さん。もう、もう我慢できない」
「逝きたいですか? 真中様」
クチュクチュとした音の向こうで、彼女の目が見開かれ唇がつり上がる。
「逝かせて、お願い。あぁぁ~いいっ、あぁ逝くっ、逝きそう~」
「でも、まだお時間ありますから。もう少しこのままですよ」
「そんなっ、いいの、いいから逝かせて、お願い。あぁ~逝かせてぇ」
「もっともっと感じてください。このまま、時間になるまで……」

今にも逝きそうな快感。仰け反る背中。あたしは彼女の許しを待っていた。
妄想の中の彼女は、微笑みをたたえたままあたしをじっと見つめている。

「あぁぁ、逝かせてっ、逝かせてっ、アナタ、アナタ次第なの、アナタがその
気になれば、すぐに逝けるのぉ~。お願い逝かせてっ、青山さん」
「本当に逝きたそうですね。真中様」
「逝きたいのぉ~、お願い逝かせてぇ。あぁ逝きたい、逝きたいぃ~」
「ほぉ~らっ、こうするともっともと気持ち良くなりますよ。ほらっ、どうで
すか? ほらっ、ほらっ」
「あぁっ、いっ逝くぅ、逝くぅぅ~、あぁぁだめぇぇ~逝っちゃうぅ」
「真中様のヌルヌルのココがヒクヒクして……。あたしの指を締め付けてます
よ。それにこの音。ほらっ、とってもエッチな音ですよね」
彼女はワザとクチュクチュと音を立てるように指を動かし、その音色をあたし
に聞かせた。
「あぁぁ~いやっ、やめてぇ。恥ずかしいぃ、そんな音立てないでぇ」
「このいやらしい音、真中様のココが立ててるんですよ。もっと聞かせてあげ
ます。ほらっ、クチュクチュクチュクチュ。聞こえますか?」
「いやぁ~やめて、恥ずかしいぃ。あぁっ、逝くっ、逝くっ逝きそうぅ~」
「さぁ、この音を聞きながら逝ってください。」
彼女の指が蜜壺で音を立てながら、肉豆を一気に擦り上げてきた。
「ひぃぃ~、逝くぅ、逝くぅぅ~、あぁぁ逝くぅぅ~あぁぁ~……」
快感に打ち震える全身。突き上がる腰。反り返る首。切なげなその顔。
その瞬間のあたしを、その全てを、彼女はじっと見つめている。
あたしはその視線を感じながら、押さえきれない絶頂へと駆け上っていった。

肩で息をしながらゆっくりと目を開く。体はバスルームの壁にもたれ、指はま
だ蜜壺の中に埋まったままだった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土