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あなたの燃える手で

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クリスマスの夜に

☆☆☆ 2008・Xmasスペシャル ☆☆☆ 

今年のクリスマススペシャルは、3夜連続で1話完結のオムニバス形式です。



                 クリスマスの



EPISODE:1
 『ロザリオは赤く輝く』より


12月23日、水森春奈は街の喧騒を離れ、教会に向かって一人歩いていた。
22時の天空には星々に囲まれた青い月が静かに輝き、その下には夜空に向かって尖塔を伸ばした「夢の森聖教会」のシルエットが浮かんでいた。


教会の敷地を迂回し正面に来ると、この教会のシスター紫苑が扉の前に立っていた。切れ長の目に鼻筋の通った端整な顔立ち、そして印象的な卑猥な唇。
その紫苑の横には彼女の背丈ほどのクリスマスツリーが置かれている。
それは赤や緑のネオンが明滅し、綿の雪や金や銀の玉が飾り付けられていた。
春奈は紫苑に向かって真っ直ぐに歩いていった。その春奈を紫苑が正面から見つめている。
「こんばんは、紫苑様」
「こんばんは、春奈さん。今夜も時間通りですね」
紫苑は卑猥な唇を歪ませて微笑むと、いつものように彼女を教会の裏の別館へと案内した。
甘く蕩けるような香りが、彼女の後ろを歩く春奈を包んだ。

別館は学校の教室を半分にした位の大きさで、三角の屋根に十字架はなく、窓も小さな物が高い位置に1つあるだけで、中を覗くことは出来きなかった。
中は小さな礼拝堂を思わせるような作りで、一番奥に十字架を置いた祭壇があり、祭壇の両側には、3本の蝋燭が灯せる燭台が、1本ずつ置かれている。祭壇にはロイヤルブルーとクリムゾンレッドの陶器製の壺が置かれていた。
ただ1つ礼拝堂と大きく違うことは、部屋の中央に置かれた硬いレザー張りの手術台のようなベッドだった。
春奈は服を脱ぎ、全裸になるとそのベッドに横たわった。

紫苑は春奈の手足をベッドの四隅に伸ばすと、そこにある手枷に繋いだ。
そしてベッドの両脇から伸びる太いベルトで、腰をしっかりと締め付けた。
春奈の体はX字にベッドに張り付き、腰を浮かすことも出来なくなった。
紫苑は祭壇の脇にある燭台に火を灯し、部屋の明かりを消した。
妖しく揺れる灯の中、紫苑がシスターの制服を脱いでいく。見事なプロポーションが蝋燭に照らし出され、首に掛けた赤いロザリオが卑猥に赤く輝いた。

紫苑はベッドに上がり、春奈の横に添い寝をするように横になると、片肘で上半身を支え、春奈の顔を見下ろした。そしてその瞳を見つめたまま、彼女の蜜壺に手を伸ばした。
「あぁ~ん、あっ、あっ、あぁ紫苑様ぁ」
「もう花びらが濡れていますよ、春奈さん。中はどうですか?」
紫苑のしなやかな指が春奈の蜜壺の奥まで潜り込んだ。濡れた肉が紫苑の指を締め付ける。紫苑はその指先で春奈のスポットをクリクリと刺激した。
「あぁぁ~紫苑様、ソコ、ソコです。あぁ~イイィ~感じるぅ~、あぁぁ~」
紫苑は春奈の唇や頬、首筋にキスをしながら体をズラし、春奈の脇の下を舐め上げた。そしてソコをチロチロと舌先で擽った。
「あぁっ、はぁぁ~。いやぁ、だめですっ、そんなっ、あぁっ、あぁ~」
脇の下と敏感なスポットを同時に責められた春奈は、拘束された全身をガクガクと抗うように震わせた。
「ふふふっ、敏感な体には堪りませんね。ほらっ、この辺をチロチロされると……。んん? どうですか? 春奈さん。こっちもクリクリして……」
紫苑は執拗に脇の下と蜜壺のスポットを責め嬲る。そして指を蜜壺から抜き出すと、指先を濡らした蜜を肉豆に塗り付けた。
「あぁ、いやぁぁ~。ひっ! ひぃぃ~! あぁ~もうだめぇ~」
「やっぱりココも、堪らないようですね。ほらっ、こうやって、ほらほらっ」
「はぁ、はぁ、あぁっ、ひぃ~もうだめっ、ひぃぃ~やめてぇ~。紫苑様ぁ」
紫苑は指先で肉豆をヌルヌルと擦り、脇の下をチロチロと舌で責めながら、動けぬ体で必死に抗う春奈を思う存分堪能した。


紫苑は祭壇に歩み寄り、そこにあるクリムゾンレッドに光る陶器の壺を手に取ると春奈に振り返った。右手には新しい小筆を2本持っている。
春奈は首だけを上げて、紫苑のその行動を見ていた。
「紫苑様っ、ソレを……、ソレを使うのですか?」
「そうですよ。アナタはコレに特に弱いですからねぇ、春奈さん」
「あぁ、お赦し下さい紫苑様。それは、それだけは……」
「ふふふっ、そう言われると……、よけい使いたくなりますよ」
紫苑は拡げられた春奈の脚の間に壺を置くと、その赤い蓋を開けた。中には透明なトロリとした液体が入っている。
1本の小筆をその中に浸すと、筆先から液体が糸を引いて滴った。
「あぁーお赦し下さい、」
紫苑は左手で春奈の肉豆を剥き出した。
「いやぁ~、お願いです。お赦し下さい! お赦し下さい紫苑様ぁ~」
「ふふふっ、さぁ……。ほぉ~らっ」
紫苑は卑猥な唇に微笑みを浮かべながら、液体を肉豆に塗り付けた。
「あぁっ! あぁ~いやぁ~、いやぁ~お赦し下さいぃ~、あぁいやぁ~」
液体は粘り着くように肉豆を包み込んでいる。濡れた肉豆にその液体は素早く浸透し、効果はすぐに現れた。
「あぁ~いやっ、痒い。痒いぃ~! 痒いです、紫苑様っ。あぁ痒いぃ~!」
春奈の四肢が、繋がれた枷を思いきり引っ張る。しかし枷はビクともせず、腰もベルトでベッドに密着したままどうすることも出来ない。
動けぬ体に、ただ痒みだけがジンジンとつのっていく。
「効いてきたようですね、春奈さん」
「はぁぁ~紫苑様、お願いです。何とか、何とかしてくださいぃ~……」 
「我慢できないようですねぇ。ソコをこうされたらどうですか?」
紫苑はベッドに上がり、春奈の肉豆に付いた余分な液を拭き取った。そして
まだ使っていない乾いた筆を右手に持つと、そのバラけた筆先でそっと春奈の肉豆に触れた。
「ひぃっ! ひぃぃぃ~! あぁ、やめてっ! やめて下さい紫苑様ぁ~」
「んん? どうですか? ほぉ~らっ、こうやって筆の先だけでソッと触れると……。堪らないでしょう? ほぉ~らっ、じっくり……ほらほらっ」
燭台の炎が妖しく紫苑を照らし出す。猛烈な痒さで敏感になっている肉豆を、筆は憎らしいほどに優しく責め続ける。
「はぁぁ~紫苑様、もっと、もっと強くして、あぁぁ~だめぇ、痒いぃ~」
「これ位の力加減がアナタには一番効くのです。ほぉ~らっこれ位が……。 ほらっ、ほらほらっ。まだまだ……じっくりと責めてあげましょうねぇ」
肉豆に触れる筆は痒みと共に快感までも倍増させていく。
「さぁ、ここからが本番ですよ……」
そう言って紫苑は1本の細い棒を取り出した。それはマドラーの先端に小指の先ほどの極小のセピア色のローターを接着してあるものだった。マドラーと平行して細いコードが伸びている。
紫苑はそのマドラーを春奈の蜜壺に差し込むと、同時に指を入れ春奈のスポットの位置を確認し、ソコにローターが当たるように調節した。
春奈の蜜壺から、細いマドラーがその長さの半分ほどを見せている。
そして紫苑は左手を伸ばし、燭台の蝋燭を1本引き抜いた。


紫苑は左手に持った蝋燭を春奈の太腿の上で傾けた。蝋涙が春奈の太腿に白い花を咲かせていく。そして差し込んだマドラーの先に付いたローターのスイッチを入れると、震えるマドラーを右手で摘み、春奈のスポットに押し付けた。
肉豆は紅く膨らみ、その痒みは頂点に達している。
「あぁっ! いやぁ! 逝くぅ~、ひぃぃ~! お赦し下さいぃ~……」
「ふふふっ、ほぉ~らっ、ココを責めながら花びらを白く染めていきますよ」その言葉通り、春奈の肉色の花びらに蝋涙を休むことなく落としていく。
「ひぃっ! ひぃぃ~! あぁ~逝くぅ逝くぅ~。ひぃっ! あぁぁ~」
蜜壺はマドラーでツンツンとスポットを突かれ、肉豆を痒みと熱さに襲われた春奈の体は、その快感に今にも逝きそうだ。
しかし紫苑は春奈を逝かせること無く、ネチネチと焦らし続ける。
「ほらっ、もうこんなに白くなりましたよ。アトはココですね……」
白い蝋類が春奈の肉豆の回りに輪を描いて落ちていく。
「あぁ~そんなっ、今は、今はやめて下さい。お願いです紫苑様ぁ~」
「ふふふっ、痒くて痒くて堪らないココに蝋を垂らされたら……。さぞや感じるでしょう。楽しみですねぇ」
卑猥な唇がパックリと割れて微笑んだ。
「あぁっ、いやぁ、そんなことをされたら、逝ってしまいます」
「大丈夫ですよ。逝かないように、じっくりと、焦らしてあげますから……」
紫苑は白い蝋涙を、紅く膨れあがった肉豆のすぐ横に1滴だけ落とした。その熱は肉豆に伝わり、痒みを中からジワジワと煽り立てていく。
「ひぃぃ~! 熱いっ! あぁっ、いやぁ痒みが、痒みがぁ、あぁ痒いぃ~」
「んん~熱いでしょう。この熱さが更に痒みを強めて……、堪りませんね」
紫苑はゆっくりと蝋燭を傾け、さっきと反対側に狙いをつけた。
「だめですぅ。だめっ、だめっ、いやぁぁ~、いやぁぁ~やめてぇ~!」
「ほぉ~らっ、もう1滴……、いきますよっ」
溶けたばかりの蝋類が、肉豆の1mm横を白く染めた。
「んん~、熱い熱い。ココの回りを1滴ずつ染めていきますよ」
「あぁぁ~やめてっ、やめて下さい紫苑様ぁ。もう、もう耐えられません~」
「耐えられない責めを、じっくりと……ほらっ、もう1滴。ほぉ~らっ」
「ひぃぃ~! もうっ、もうだめぇ~。やめてくださいぃ~、ひぃぃぃ~」
紫苑は肉豆の回りを白く染め上げると、肉豆の真上に蝋燭を移動させた。
「さぁ、今度は直接……ココに……。ほぉ~らっ」
ゆっくりと蝋燭を傾けると、紅く膨れた肉豆に熱い蝋涙を1滴垂らした。
瞬間的に春奈の腰が跳ね上がろうとするが、ベルトで押さえられてしまう。
「ひぃぃ~! 熱いっ! 熱いぃぃ~。もう、もうぅ……」
「さぞや熱いでしょうねぇ。休む間など無いですよ。ほらっ、ほらほらっ」
ポタリ、ポタリポタリ、ポタ、ポタ、ポタポタポタ……。
紫苑は蝋燭を傾けたままにして、肉豆に蝋涙を垂らし続けた。
「ひぃぃ! いやっ! いやぁぁ~、やめてっ! お願いもうやめてぇぇ~」
紫苑は固まった蝋を取り除くと、肉豆に筆で液体を塗り付けた。瞬時に猛烈な痒みが春奈の肉豆に襲いかかる。そして蝋燭をソコに傾けた儘、左手でマドラーを敏感なスポットに押し付けては離し、春奈の絶頂を寸前で止めながら巧みに操った。
「くぅぁぁ~、いやぁ~。気が、気が狂いそうですぅ~、あぁ~やめてぇ~」
「ほぉ~らっ、熱い熱い。こっちは気持ちよくて、堪らないでしょう」
強制的な痒みで敏感の極致に達した肉豆に、灼熱の蝋が降り注ぐ。
「もう、もう限界ですぅ~、お願い! やめてぇ~紫苑様ぁ~!」
「ほぅ~らっまだまだ、タップリと……」

紫苑は蝋涙をポタポタと肉豆に落としながら、ローターの振動を一番強くし、一気に春奈のスポットにローターを押し付け続けた。
蝋涙は白いマグマのように、肉豆からアナルにまで流れている。
「ひぃっ! ひぃぃ~! 逝くぅ、逝くぅ、あぁ逝く逝く、逝っちゃうぅ~」
春奈は動かぬ全身を震わせながら、絶頂に達した。


一体どれくらいの時間が流れたのか。
春奈は、四肢の戒めを解かれ、ぐったりと硬いベッドに横になっていた。体には白いバスローブが掛けられている。
明かりはまだついておらず、燭台の灯が部屋の影を揺らしていた。
紫苑が祭壇の前でシャンパンをグラスに注いでいる。
春奈はベッドから上半身を起こすと、バスローブに腕を通しそれを着た。
紫苑は両手にグラスを持って歩みよると、春奈に片方のグラスを手渡した。
時刻は24時、クリスマスイブになっている。
「メリークリスマス。春奈さん」
「メリークリスマス。紫苑様」
金色のシャンパンを満たした二つのグラスが触れ合うと、涼しげな音と共に無数の泡が舞い踊った。

グラスの向こうの蝋燭の炎が、二人を見つめるように妖しく揺れていた。

 ー END ー

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土