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あなたの燃える手で

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白百合忍法帳

18
(慶安四年 七月十九日)

「さて……、どこから溶かして欲しい。目か、鼻か、耳か……」
背中に乗った碧の体に、その手足をまさに葛のように巻き付け、四肢の自由を
奪った蜜夜叉の忍法 ”肉葛” 。そしてその全身から消化液を出し、動けぬ相手
を骨まで溶かす忍法 ”苦女郎” 。蜜夜叉の顔は真後ろを向き、背中の碧に余裕の笑みを浮かべた。
しかしその絶体絶命の状態で碧は、不敵に笑った。
「蜜夜叉、お前はあたしを……怒らせたね」
「ふっ、強がりを、全身の自由を奪われた、今のお前に何が出来る……」
「お前が体をあらぬ方向に曲げることが出来るように、あたしにも自由になるモノがあるのさ!」
「……?」
そう言った碧の髪がフワリと膨らんだ。すると結っていた髷が解け、黒光りす
るその髪が頭の左右からバラバラと蜜夜叉顔に掛かった。しかもその髪は目に見えて伸び続け、その先端は床板の上を這っていく。
床を這う髪はねじれていき、黒い縄のようになった。
頭から左右に伸びた髪は二本の黒い縄となって蜜夜叉の首に巻き付くと、その細い首を締め上げた。
「ぐっ! ぐぅぅ~!」
「忍法 ”女蓮縛” この髪は刀でも切れないよ!」
二本の黒髪の縄は蜜夜叉の首に食い込み、キリキリとを締め上げていく。
蜜夜叉は碧に巻き付けた手足を解こうとした。しかし今度は逆に碧が絡ま
る蜜夜叉の手足を押さえ付けた。
「動けないのは蜜夜叉、お前の方だよ!」
「ぐっ、ぐぐっ、碧……お前も……溶けるがいい」
黒髪の縄が更に強く首に食い込み、蜜夜叉の呼吸を奪った。
「死にそうな今この時でも、溶かせるかい?」
確かに蜜夜叉の消化液は止まっていた。碧の睨んだ通り、生命の危機に瀕した状況では ”苦女郎” は使えないらしい。
「今度はあたしの番だよ……蜜夜叉」
蜜夜叉は自分の股間に異常な感触を感じた。それは碧の恥毛だった。
「あたしはねぇ、ここの毛も思いのままなのさ」
蜜夜叉の背中に乗っている碧の恥毛が伸び、その毛先が筆のように蜜夜叉の肉壺をサワサワと擽った。
「どうだい? ゾクゾクするだろう? この豆も可愛がってあげるよ」
恥毛の先が、肉豆とそれを包む皮の隙間に入り込んで来た。
「うぅっ! くっくぅぅ~、あっあぁぁ~」
碧は毛先を指のように使い、蜜夜叉の肉豆の皮を剥き上げると、その無数の毛先で肉豆をチクチクと刺激した。
蜜夜叉の体がガクンと震え、小刻みに震え続ける。
「ふふふっ、まだまだ……ほらっ、ほらほら。ほぉ~らっ、どうだい?」
「あっ、あぁぁ~いいっ、いいっ、あぁっ、あぁっ、あぁぁ~」
「江戸に来て、いったい何人殺めたんだい? いやいやそれよりも、連判状の在処をしゃべってもらおうかねぇ」
「しっ、知らぬ……、あぁっ、あっ、あっ、ひぃぃ~! ぐぁぁ~!」
碧の恥毛が蜜夜叉の蜜壺に、太い束となって入り込んだ。髪は蜜壺の中でうねり、毛先は粘膜に刺さりそうだ。
「ぎゃっ、ぎゃぁぁ! いっいやぁぁ! やめっ、やめてぇ~!」
「女が悶え苦しむのが大好きなんだろう? どうだい? 苦しむ側になった気
分は……。 そらっ!」
碧は蜜夜叉の首に回した髪を再び締め上げた。
「話す気になったかい?」
「しっ、知らぬ。……くぁぁ、しっ死ねぇ!」

次の瞬間、死を覚悟した蜜夜叉の全身が乳白色に染まった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土