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あなたの燃える手で

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白百合忍法帳

13
(慶安四年 七月十五日)

どれくらい気を失っていたのか。
気が付くと柘榴は、蝋燭の炎の揺らめく海竜院の本堂に転がされていた。
その手は手首を一つに縛られ、大きく開かされた足は足首を竹で固定され、口には舌を噛み切られないように猿ぐつわをされている。
床にはもう一本、長い縄が蛇のようにとぐろを巻いている。
「柘榴、殺す前にタップリ楽しませてもらうぞ」
「うぅ! うぐぅー!」
「そうか、しゃべることも出来ぬか……」
二重火は柘榴の手首を縛った縄に、余っているもう一本の縄を結んだ。その縄を天井の梁に投げつけると、縄は梁を跨いで二重火の前に垂れ下がった。
二重火はその縄を掴むと思い切り引き下げた。縄を引き下げた分、柘榴の体が持ち上がる。二重火は自分の身長に合わせるように柘榴を引き上げると、縄尻を近くの柱に結びつけた。
「美味そうな体じゃ」
そう言って二重火は柘榴の後に回り込むと、その白い背中を腰から首までゆっくりと舌を這わせた。
「うぅっ! うぅ~!」
体は男でも、その舌は柔らかな女の舌だった。
二重火は細やかな舌使いで、柘榴の背中をくまなく舐め尽くしていく。
柘榴の全身にゾクゾクとした感覚が広がった。
舌は背骨の上を這い降りると、尻の割れ目に忍び込んだ。
「うぐぅ! うぐぅぅ~」
「ここはどうじゃ? そぉ~らっ、こうして……」
二重火は柘榴の尻に両手を掛けると思い切り押し広げた。そこに柘榴の裏の花が現れた。その花を指先で更に強引に拡げると、紅い粘膜がひっそりと息づいている。二重火はソコに舌先を伸ばした。
「うぐっ、うぐぅ~! うぐぅぅ~!」
ねっとりとした女の舌先が、チロチロと裏の花を焦らすように責め立てる。
二重火が右の人差し指を舐めると、その指先を裏の花にあてがった。
「ふふふっ、そぉ~らっ、ゆっくりと入れてやろう」
紅い粘膜を押し広げ、”金剛変” で長く太くなった二重火の指が潜り込んでくる。それは想像以上に奥深く潜り込んできた。
「うぅ、うぅ、うぐっ、うぐぅ~、うぐぅぅ~うぐぅぅ~」
「ふふふっ、気持ちいいかっ、こっちにも入れてやろう、そぉ~らっ」
宙に浮き悶える柘榴の影を、蝋燭の炎がユラユラと揺らす。
付け根まで入れられた二本の指は、前と後でのたくる蛇のように暴れ始めた。
「うっ! うぅ、うぅっ、うぐぅぅ~うぐぅぅ~」
苦しげに呻く柘榴の体が、桃色に染まってゆく。
「ふふふっ、良い具合に濡れてきたわ……」
柘榴の肉壺は二重火の指にねっとりと蜜を絡ませ、裏の花は咥え込んだ指をきつく締め付けた。
「そろそろ欲しかろう、指では物足りまい? のう、柘榴。くれてやるわ、とびきりのモノをのう。見るがいい! コレをっ!」
そう言うと二重火が腰を突き出すような動きをした。すると二重火の肉豆がムクムクと肥大し始め、それは柘榴の目の前で一本の巨大な男根と化した。
「これぞ薩摩忍法 ”陰陽根” 」
(銭湯で見たのはコレだったのか……)
しかし今となっては後の祭りだ。
二重火は柘榴の足の間にその身を入れると、柘榴の腰を掴んだ。
「覚悟するがいい。死ぬまで犯し続けてやるわ」

男根と化した肉豆の先端が、柘榴の濡れた肉壺を押し広げた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土