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あなたの燃える手で

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白百合忍法帳

8 
(慶安四年 七月六日)

紅蜂は針で麻酔に掛かった朧火の両膝を曲げると大きく開かせた。
朧火の体は人形のように意のままに動く。
紅蜂は朧火の両足の付け根に新たに針を刺した。
「ここに針を打つとね、うんと感じるようになるんだよ。たっぷり可愛がってあげるからねぇ」
そして指先で肉壺の花びらを拡げると、かんざしをその中へゆっくりと差し込んでいった。
「はっ! あぁ……、うぅ……」
「この中にもツボがあるのを知ってるかい? 女だけにあるツボがね」
そう言いながら、かんざしでツボを探るように肉壺の中を何度か突っついた。
かんざしの先端はそれほど鋭くなく、僅かな力では刺さる心配はない。
やがて紅蜂はツボを探り当てると、その先端を僅かにめり込ませた。
「ほらっ、ここだ」
「うっ、うぅぅ~あぁっ、あっ、あっ、あぁ、あぁぁ~」
「どうだい? 堪らないだろう?」
「あっ、あっ、あぁぁ~」
「んん~、可愛い声で泣くねぇ~。ほらっ、ほらほら。じっくり虐めてあげようねぇ~。ほらっ、もう少し刺すよぉ~」
「ひぃ! あっ、あぁぁ~、いやぁ、だめぇ……、あぁっ、だめぇ~」
朧火の肉壺から、一滴の蜜が糸を引いて滴り落ちた。
足の付け根に刺した針の効果は絶大のものがあるのか、かんざしの先端から
かつて味わったことのない、強烈な快感が波紋のように広がった。
紅蜂は針が刺さらぬ程度にクリクリと動かし、朧火を煽り立てていった。
「ひっ、ひぃぃ~、ひぃぃ~、あぁぁぁ~いやぁ、ひぃぃぃ~」
「ああー、いい声だ。ほらっ、ほぉ~らっ、まだまだ。ほぉ~ら堪らない」
悶え苦しみながらも、朧火の体は硬直したまま動かない。
張りのある若い体を、熟女がねちっこく責めていく。それは人の体を、女の体を知り尽くした紅蜂ならではの快感責めだった。
「柘榴のこともこうして弄んだんだろう? どうだい? 弄ばれる気分は」
「うぅっ、あぁっ、あっ、あぁぁ~、あぁぁ~、ひっ、ひぃぃぃ~」
「さぁ、もっともっと泣かしてあげるからねぇ。ほらっ、今度はこうだよ!」
紅蜂は朧火の肉豆の皮を剥き出した。
「ひっ!」
その剥き出された肉豆に向かって、柘榴の口から銀色の煌めきが走った。
煌めきは肉豆を横から串刺しに貫いて止まった。
「ひぃぃ~!」
「どうだい? 媚薬を塗った針は……」
髪の毛のように細い針に塗られた強力な媚薬が、朧火の肉豆を蝕んでいく。
動かぬ朧火の体が、強制的な快感でガクガクと震え始めた。
「堪らなく気持ちいいだろう? そらっ、もう一本……!」
二本目の針が肉豆を貫いた。それは一本目と直角に交わり、朧火の肉豆に銀色に輝く十文字の煌めきを作った。痛みは全くない。
「ひっ、ひぃぃ~! あっ、あぁぁ~、あっ、あっ、あぁぁ~」
その途端、朧火の腰が高く持ち上がった。朧火は針のもたらす快感にそのまま仰け反り続けた。その快感はまさに逝く寸前そのものだった。
「まだまだ逝かせやしないよ。このまま中のツボを責めてやろうねぇ~」
紅蜂は、肉壺に差し込んだままにしてあったかんざしを摘むと、ツボをその先端でチクチクと責め嬲った。
「あっ、あぁ~いっ、いやぁ~……」
「ほらっ、ほぉ~らっ、どうだ、んん?」
「ひっ、ひぃぃ~、あっ、あっ、あぁぁぁ~いやぁ! ひぃぃ~ひぃぃぃ~」
「もっともっとお泣き。それっここだ、ここが一番堪らないだろう?」

朧火の肉壺から、淫らな蜜がトロトロと流れ続けていた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土