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あなたの燃える手で

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白百合忍法帳


(慶安四年 七月四日)

「ふふふっ、この敏感なトコロをじっくりと責めてやろうか……」
朧火は鋭く尖った爪の先で、その肉豆をカリカリと引っ掻いた。
「あぁぁ~いやぁ~、いやぁ~」
肉豆は更に膨れあがり、もはや破裂寸前のようになった。
「また大きく……、ふふふっ、大きくなったところで豆絞りじゃ」
朧火は根元に絡んだものを引っ張った。それは髪の毛よりも細い糸だった。
見えないほど細い無色透明なその糸を、膨れあがった肉豆にゆっくりと螺旋状にきつく巻き付けていった。
「くっ、くぅぅ~、あぁぁ~いやぁ~、やめてぇ~」
「ふふふっ、後を付けるのに糸を使ったようじゃが、糸を使うのならこちらの方が一枚上手ゆえ……」
その唇に酷薄な笑みを浮かべ、指先が肉豆を螺旋になぞっていく。
キリキリと絞られる糸は強く肉豆に食い込み、糸と糸の隙間から紅い肉が盛り上がっている。
柘榴の肉豆は敏感の極限に達していた。
「ふふふっ、まるで巻き貝のようじゃのう。まずはこうして爪の先で……」
朧火は尖った爪の先で糸の隙間から盛り上がった肉豆をチクチクと刺した。
「ひぃぃ~、ひぃぃ~、あぁいやぁ~、ひぃぃ~、あっ、あっ、ひぃぃ~」
「どうじゃ? 柘榴。動かぬ体がもどかしかろう。」
肉豆の一点が凹み、爪の先を押し返す。痛みと共にソコから鋭い快感が止めどもなく溢れ出る。
「こんなに濡らしおって、どれどれ中の様子はどうじゃ?」
しなやかな白い朧火の指が、柘榴の肉壺の奥深くに入れられた。
ネットリとした熱い肉がその指を包み込む。
「いやらしいのう柘榴。そんなに気持ちイイかえ?」
「あっ、あぁぁ~イイィ。あぁ~いっ、逝くっ! 逝くぅぅ~……」
「おっと、そうはいかぬ。この糸を引けばそれどころではあるまい?」
朧火は柘榴の肉豆に繫がった糸を引いた。一体どう結んでいるのか、螺旋状の糸は引けば肉豆を引き絞り、戻せば僅かに緩んだ。
「これでは逝くに逝けまい……、そらっ、そらそらっ、ふふふっ、はははっ」
「ひっ! ひぃぃぃ~、やっ、やめっ……、ひぃぃ~、ひぃぃ~」
そして朧火は口を寄せると、その痛々しい肉豆を思い切り吸い上げた。
その吸引力に、糸の隙間から紅い肉が更に盛り上がる。
「くっ、くっ、くぁぁ~ひぃぃ! ひぃぃ~、あぁイイィ~!」
その盛り上がった肉を、朧火のザラついた舌が肉豆を舐め回し嬲り抜いた。
「あぁっ! あぁぁ! だめっ、くっ、くくぅ~、ひぃぃ! ひぃぃ~! あぁぁ~……いっ、逝くぅ~、あぁぁ~逝くぅ、逝くぅ! 逝くぅぅ~!」
その瞬間、朧火は肉豆を舐めながら糸を引いた。
肉豆が引き絞られ糸が食い込む。柘榴の快感に急制動が掛かった。
「あぁぁ~いやぁ、いやぁ、もっと、もっとぉ~」
「ふふふっ、淫らな女じゃ……簡単には逝かせぬぞ! 柘榴」
「あぁぁ~、もっと、もっと、もっとしてぇ~。あぁぁ~逝くぅぅ~」
「さぞ逝きたかろう、柘榴。そらっ、後の穴も嬲り抜いてやろう」
朧火の指が柘榴の尻の割れ目を貫いた。
「ひぃぃ~、そっ、そこはぁぁ~」
「お前のような淫らな女はココも感じるだろうに、なぁ、柘榴」

そのまま朧火は、夜が白み始めるまで柘榴を嬲り抜いた。
「おまえにはまだ一仕事してもらうゆえ、今日はここまでじゃ」
そう言うと朧火は、柘榴の顔に白い魔香を吹きかけた。
「よいか、お前の仲間をここへ連れて来るのじゃ。我らが存分に可愛がってやるゆえ……、よいな柘榴」
柘榴は無言の儘頷いた。

柘榴は鬼哭寺を出ると、夜明けの江戸の街を虚ろな目で歩いていった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土