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あなたの燃える手で

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白百合忍法帳

4 
(慶安四年 七月四日)

女の殺気を感じ柘榴も身構えた。
しかし女はその場にただ立っているだけだ。
「江戸のくノ一、殺してしまうには惜しいほどの女よのう」
「おまえさんの思い通りにはいかないよ」
投げる仕草もなく柘榴の手元から伸びた鎖、それが女の右手首に絡み付き、
二人の間でピンと張りつめた。。
「それはどうかのう、威勢のいい女を弄ぶのもまた一興……」
「何だって……」
その言葉を言い終わらないうちに、柘榴の体が痺れてきた。
「効いてきたかえ? 白い霧はこの朧火の吐き出した魔香。コレを吸い込んでは、江戸の鉄火肌も子猫のようじゃ、ふふふっ」
柘榴の意識が薄れるにつれ張りつめた鎖はたわみ、その足元はふらついた。
「おぼ・ろ・び……」
柘榴の体が魔香の白い海に沈んだ。
「ふっ、これが江戸のくノ一か……まぁ、よい。コレでこの女は我が傀儡同然じゃ。まずはその前に、じっくりと味わってやろうぞ、ふふふっ」

朧火は柘榴を鬼哭寺の中に運び込むと、薄汚れた板の間の上に転がした。
そして柘榴を裸に剥くと自分も帯を解き、着物を肩からポトリと床に落とす。柔らかな女らしい曲線を持った白い肌が、蝋燭の炎に妖しく揺らめいた。
「うっ、うぅ~ん」
「気が付いたかえ、意識はあっても体は魔香で麻痺したまま動くまい」
全裸になった朧火は、横たわった柘榴を跨ぐと、覆い被さるようにその裸体を重ね、柘榴の胸に頬ずりをしながらその肌触りを楽しんだ。
「女の肌も気持ちよかろう……、」
柔らかな胸が潰れ、腰が密着し、太腿が艶めかしく擦り合わせられた。
朧火の舌先が、柘榴の乳輪で輪を描く、そして堅くシコり起った乳首にしゃぶり付いた。それは女の体を知り尽くした絶妙な舌使いだった。
「うっ、うぅ~っ……あっ、あぁ~、やっ、やめ……あぁぁ~」
乳首をしゃぶりながら右手を柘榴の股間に伸ばし、肉壺の中にしなやかな細い指を深く潜り込ませた。そして中で指を妖しく蠢かせた。
「ほぉ~らっ感じる、気持ちイイねぇ、柘榴。お前の一番敏感なトコロを舐めてやろう、この舌で、イヤと言う程なぁ。ふふふっ」
「うぅ~、あぁ、あぁぁ~いやぁ~」
朧火は肉壺の中を掻き回しながら、柘榴の顔を見つめ、妖艶に微笑んだ。
そして体をずらすと柘榴の脚を大きく拡げ、その肉壺を舐め上げた。
「くぅぅ~、あぁぁ~、あっ、あっ、あぁぁ~」
「女の舌は気持ちよかろう? んん? ココか? ココが感じるのか……、
ほらっ、もっともっと感じさせて、生殺しにして苦しめてやろうのぅ~」
朧火が指先を僅かに動かすと柘榴の淫花がパックリと開き、紅い粘膜を晒したまま固定されたように開きっぱなしになった。
「うっ、うぅぅ~」
そして肉豆の皮を根元まで剥くとその皮も元に戻らず、剥かれたままヌラヌラと濡れ光る肉豆を晒し続けた。
朧火は蜜壺に指を入れると、中で動かしながら剥かれた肉豆を舌先で舐めた。
「あっ、あぁぁ~。あぁ、あぁ、あぁ、くっくぅぅ~あぁぁ~」
「おぉーおぉー、締まる締まる。ふふふっ、ほらっ、これはどうだ?」
柘榴の肉豆の根元に、なにかが絡みついた。
「ふふふっ、これは堪るまい。ほらっ、ここからこうして……」 
朧火は肉豆はその根元に絡みついたそれを、千切れんばかりに引き絞った。

柘榴の肉豆が、まるで鬼灯の実のようにプックリと張りつめた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土