死神イングリット
蘭の二穴で2匹のナマコが蠢いている。体の無数の突起からジュルジュルと媚薬を分泌し、蘭に快感を与えてはその甘い蜜を吸い、徐々に成長していきもう欄の蜜壺とアナルは限界だった。
「いやぁ! 壊れちゃう、壊れちゃうぅ~。お願いコレを抜いてぇ!」
「まだまだ、この子達はまだお腹が空いているみたいよぉ」
最初の部屋の女。触手の女は蘭の横に立つとその上体を屈め、蘭の白い背中に自分の胸を密着させると両手を蘭の胸に回した。そしてシコり起った乳首を柔らかな触手で嬲り、更に股間から伸びた触手の先が蘭の肉豆を舐め上げた。
「ひぃぃ~いやぁ、感じるっ! 感じるっ! いやぁ感じちゃうぅ~」
彼女はそのまま蘭の背中に長い舌をネチネチと這わせた。
蘭の蜜壺から蜜が溢れ、その蜜を吸ってナマコが更に膨れ上がりながら肉壁を押し拡げていった。
(次の部屋がこんな所だったなんて……、こんなコトなら前の部屋の方が良かった。あぁ、イングリット。何処? 何処にいるの?)
「前の部屋には戻ることは出来ない。次の部屋を知ることは出来ない。ルールは説明したはずです」
突然イングリットの声が蘭の脳に響いた。
「この部屋をクリアしなければ……判っていますね」
(クリアしなければその部屋が永遠に続く……。のよね。 ”クリア” 。聞こえはイイけど……。それは次の部屋に強制的に行くことでもあるってコトか)
蘭は砂時計に目をやった。砂はまだ半分も減っていない。
蜜壺は自分でも信じられないくらい大きく口を開け、その全身は前の部屋以上の快感に酔っていた。
「この子達ったらこんなに大きくなって、あなたのココ、もうあたしの腕でも飲み込めそうね」
「なっ、何言ってるの?」
「入れてみましょうか?」
「いやっ! 無理よ」
「判っていないみたいね。自分のココがどれだけ拡がっているか……」
「いっ、いくら何でも腕なんて……腕なんて入るワケ……」
「なら、判らせてあげる。そろそろこの子達もお腹いっぱいみたいだしね」
彼女は2匹のナマコをヌルヌルト引き出した。糸を引いて引き出されたその大きさは、有に彼女の腕くらいの太さはあった。
「ふふふっ、ほぅ~らっ、いくわよぉ」
彼女は右手の指を一点に揃えるように尖らせると、蘭の蜜壺に押し付けた。
蘭は一瞬身を固くしたが、意外にも痛みも何も感じなかった。
「ほらっ、入っちゃったわよぉ」
「えっ? 嘘! やだぁ、嘘、嘘よぉ」
「ほら、奥までしっかり入っているでしょう」
確かに痛みはなかったが、蜜壺一杯に強烈な異物感はあった。
「どうやらあの子達、あたしの腕より太くなっていたみたいねぇ」
その時、背中にいた彼女が蘭の後ろに回り、その片腕を蘭のアナルに押し付けてきた。ヌメヌメとした触手の感覚がアナル一杯に広がった。