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あなたの燃える手で

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貴婦人とメイド

25
「なぁに、面白い事って・・・」
麗子が一瞬筆を止めて聞いた。
「あのね・・・」
そこで沙樹は、マリアに聞こえないように麗子の耳に口を寄せ、何事か囁いた。
それを聞いた麗子はニヤリと微笑むと、
「チョット待ってて」
言い置き麗子はベッドから降り、全裸のまま部屋を出ていった。
それから3分ほどで戻ってきた麗子は、その手に靴箱ほど箱を持っていた。
麗子は箱の中身を沙樹に見せた。
「まぁ、こんなに?」
箱の中には、バイブやロータなどマリアを責める物が入っている。何故かビニールテープも見え隠れしていた。
「これでいい?ついでだから色々もって来ちゃった」
その会話はマリアの耳にも聞こえるが、当然見ることは出来ない。水に溶かした絵の具のように、マリアの中に新たな不安が広がってゆく。
「あたしが使いたいのは、これ」
そう言うと沙樹は、箱の中から小さな棒をつまみ上げた。それはどこにでもある普通の綿棒だった。沙樹はその先端に媚薬を数滴垂らすと、満足げな笑みを浮かべながらマリアを見つめた。
「なっ、何をするんですか?沙樹様ぁ」
「さぁ、なんだと思う?」
マリアの大きな瞳に、困惑の波紋が広がってゆく。
「その顔可愛いわよ、マリアちゃん。本当は期待でドキドキしてるんじゃないの?こうやって虐められるのが大好きだったりして」
「そんなこと、そんなことないですぅ」
治まることのない痒みに、上半身をくねらせるマリア。その動きで、白熱灯の灯りを反射するストレートのロングヘアーが、オーロラのような光を生み出した。
「さぁ、この媚薬をタップリしみこませた綿棒を・・・」
沙樹は片手でマリアの花びらを拡げると、小さな穴に綿棒の沙樹をあてがった。
「あっ、いやぁっ」
「ほぉ~らっ」
沙樹は媚薬が滴るほどの綿棒をマリアのその穴に差し込んだ。
「あっ、ううぅっ。熱いぃ~」
綿棒の面の部分だけを差し込み、沙樹はそれをそのまま放置した。
「ふふふっ、痒くなるわよぉ。ここも。しかも中が。こんな所、掻いてあげたくても、掻けないわねぇ~」
「もっ、もう赦して、もう痒いのはいやぁ~。あっ、痒い。また痒くっ」
「ふふふっ、そしてこうよ。ほらっ」
沙樹の指が再びGスポットを狙って挿入された。
「ああっ、いやぁ~ぁ」
「ほぅ~らぁ、堪らない」
マリアを責める沙樹の隣で、麗子は箱から赤いビニールテープを取り出した。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土