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あなたの燃える手で

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小料理屋の二階

25 
綿棒がゆっくりと引き抜かれ、ゆっくりと入ってきた。
その瞬間、あたしの体は "ビクン" と大きく波打った。

「あ~らっ、こっちの方が感じるみたいねぇ」
「そんなっ、今のは……」
「だぁ~めっ。あたしの目は誤魔化せないんだから。今の "ビクン" は感じ
たのよねぇ、そうでしょう? 正直に仰い……」
「う、うん」
「うっふふっ。やっぱり。それじゃもう少し奥に……、入れてみる?」
「えっ? もうそれくらいで」
「あらっ、どして? 折角感じるのにぃ?」
「だって、尿道なんて……、恥ずかしい……」
「そうねっ、オシッコの穴に綿棒入れられて気持ちよくなっちゃうなんて、
恥ずかしいわね。
ホントに恥ずかしいわ」
「女将さぁん……」
「だってオシッコの穴、尿道よぉ!」
女将さんはそんなことを言いながら、5ミリくらい綿棒を推し進めた。
「あぁん、また入った」
「まだよ、もうちょっと……」

一瞬止まった綿棒がゆっくりと動き始めた。その速さはナメクジのようだ。
でも今度は止まらない。女将さんはあたしの様子を上目遣いでチラチラと見
ながら、それを確実に奥へ奥へと進めてくる。

「あぁっ、あぁ~ん、あぁぁ~んだめぇ~、そんなにだめぇぇ~」
「ねぇ、どれくらい入ったと思う?」
「分かんない……」
「三分の一。綿棒の三分の一くらい入ったわよ」
「えぇっ?」
「回してみるわね」
「えっ、ちょっと……」
でも綿棒はその場でゆっくりと、あたしの中でザラついたそれを擦り付け始
めたのだ。
「はぁぁ~、はぁぁ~、だめっ、だめっ、こんなのだめぇぇ~」
「あらあらっ、気持ちいいくせにぃ~…もっと奥まで入れてみましょうね」
「だめっ、もうだめっ」
「そんなこと言っても、手も足も縛られてどうしようもないじゃない」
「だって、だってぇ~」
「うっふふふっ、楽しいわぁ~。人体実験みたいで。久留美ちゃんがどこま
で感じるか、検査してあげる」
「いやっ、そんなっ、お医者さんごっこみたいに……」
「そうよぉ、大人のお医者さんごっこ。ほぉ~らっ、ゆっくり入れていきま
すよぉ~。ほぉ~らっ、ほぉ~らっまだまだ……」
「あぁぁ~、だめっ、だめだめっ、だめよぉ~、もうだめぇぇ~」
「もう半分入りましたよぉ~」
「だめっ、抜いて、抜いてぇ」
「抜いて欲しい? でもまた入れるわよ。綿棒の半分を出したり入れたりす
るの。何度も何度も……。オシッコの穴にそんなことされたら、久留美ちゃ
んどうなっちゃうかしらぁ?」
「いやっ、そんなのだめっ、だめよぉぉ~」
「さぁ、検査しましょうねぇ~」

ザラついた感覚を残しながら、尿道から綿棒が抜かれていく。でもそれは終
わりではなく始まりなのだ。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土