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あなたの燃える手で

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バラ屋敷の人々

6 第一章 最終話
指は肉壺に入っただけで、そのままピクリとも動かない。

「ねぇ掻いてっ、掻いてクララ様。もうだめっ、限界ですぅ」
首輪に両手を繋がれたシャーロットが、そう言って身悶える姿は、まるで小
さな子がイヤイヤをするようだ。
「だめ。このままよ。このまま動かさないの」
痒みを与えて虐めたかったクララだが、シャーロットの痒みは下降線を辿っ
ていた。しかしそれは、この媚薬本来の姿を表してきた証だった。
「どうやら薬が効き始めたみたいねぇ。痒みはほんの余興。ここからが本番
よ。お前の神経はもう通常の感じ方ではないの。いつもの何倍も気持ち良く
なるのよ」
「えぇ? 怖い、そんなの怖いわ」
「いいじゃない。気持ちイイんだから……」
クララは既に潜り込んでいた指で、すんなりとシャーロットの快感ポイント
を捉えた。
「あぁ~ん、クララ様っ、ソコは、ソコはぁ~」
「お前の感じるトコロは、ココ。ほらっ、ココだろう」
「あぁ~ん、そう、ソコ、ソコですぅ~、クララ様ぁ~」
「薬が効いて、いつもより気持ちイイでしょう?」
「はい、はい。いつもより気持ちイイです。もっと、もっとして……」
「いいわよぉ~。ココで指先をクリクリして……、じっくり虐めてあげる」
「あぁぁ~だめっ、ソコでそんなコトしたら、逝っちゃうぅ~」
「あらあらっ、もう逝きそうになって……、でもだめっ、逝かせない」
「えっ? あぁぁ~ん、だめっ、逝くっ、逝くっ、逝っちゃうぅぅ~」
「だぁ~めっ。逝かさなさい、簡単には逝かさないわよ」
「だめっ、そんなっ、あぁぁ~ん、だめだめっ、あぁ逝くっ、逝くぅぅ」

シャーロットの腰が "ビクンビクン" と痙攣するように動き出す。
クララはここぞとばかりに、シャーロットを言葉でも責め立てる。
「なんてイヤラシイ顔するの?」
「逝くっ、逝くっ、そんなにしたら逝っちゃう~、逝っちゃうクララぁ」
「クララ様でしょう。何度も言わせないの。口で言ってもわからない奴隷
は、体でたぁ~っぷり教えてあげましょうねぇ」
「いやっ、逝かせてっ、こんなに感じてるのにっ、お願いもう逝かせてぇ」
「だめよぉ~。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ逝っちゃう。ほらっ、ほらっ、ほぉ
~らっ。あぁーもう逝っちゃうわねぇ、奥様ぁ~」
絶頂が近いシャーロットは、不安定な体制のままガクガクと震え出した。
「どうしたの? ガクガクして。立っていられない?」
「逝かせて。お願いします、逝かせてくださいクララ様」
「んん~、そうよぉ、そうやってもっともっとおねだりなさい」
「逝かせてっ、逝かせて逝かせて、あぁぁ~もう逝くっ、逝く逝くっ」
「あぁー締まる締まる。こんなに締め付けて、ホントに逝きそうねぇ~」
「だから、だから逝かせてっ、お願い、あぁ逝くっ、逝っちゃうぅぅ~」
「逝きたそうねぇ~、でもだめよぉ~、まだだめ。ずぅ~っとこのまんま」
「そんな意地悪しないで逝かせて、逝かせてくださいぃ~」
「だってお仕置きだもん。お仕置きは辛くて当たり前でしょう」
「そんなっ、あぁ逝くっ、逝く逝く逝くぅ、逝っちゃう、逝っちゃうぅ~」
「うっふふっ。やっぱりもう少し楽しんでから、逝かせて・あ・げ・る」
それから数十分、シャーロットは焦らされた。そんな息も絶え絶えな彼女に
ようやく赦しの時がきた。

「デイジーお嬢様もいつお帰りになるかわからないし、今日はこの辺で赦し
てあげるわ」
そう言った直後、指先は一気にシャーロットを絶頂の彼方へと打ち上げた。
「はい、ありがとうご……。ひぃっ、ひぃぃ~逝くっ、逝っくぅぅぅ~」
媚薬による以上の快感に、シャーロットはガクガクと腰を揺らし、その場に
崩れ落ちた。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土