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あなたの燃える手で

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バラ屋敷の人々

 4
シャーロットは首輪に両手を繋がれ、脚は棒付きの足枷で閉じることができ
ない。クララはそんなシャーロットの恥毛をハサミで切り落とし、クリー
ムを塗ると剃刀を近づけた。

「あぁ、クララ様……」
「さぁ、綺麗にしましょうねぇ。ツ・ル・ツ・ル・に……、うっふふふっ」
剃刀の刃が、シェービングクリームの白い輪郭を削り取っていく。刃に乗っ
た白い泡の中には、金色の恥毛が混ざっているのは言うまでもない。
そんな泡が "ボトリポトリ" とゴミ箱に溜まっていく。
「あぁっ、いやっ、いやっ……」
「もう少しよぉ。あっ、動かないで、大事なところが切れちゃうわよ」
ある程度剃っては指で確認され、ソコは完全な無毛へと近づいていく。
泡が残りわずかになると、クララは椅子を少し前に出して座り直した。
「さぁ、最後の一剃りよ。ほらっ……」
最後の "ジョリッ" という手応えが、その終了を物語っていた。もう指でな
ぞっても、少しもチクチク、ザラザラしない。
「お毛毛が有ると無いとじゃ随分と違うもんね。小さい子ならともかく、い
い大人の熟したおま○こじゃ、はっきり言ってグロテスク」
「いやっ、そんなコト言わないで、下さい……」
「だってほらっ、色が、ねぇ~。ビラビラも大きいし……。それになんと言
ってもクリちゃん。奥様は特に大きいから」
「もうやめてっ、やめてください」
「だってぇ~、とってもよく分かるんですもん。クリちゃんの大きさが。な
んならご自分でもご覧くださいな。ほらっ」
クララは両手を吊られたシャーロットの体を回し、鏡の壁へと向けた。
「あぁ、いやっ」
「ねっ? お毛毛が無いから、大きいのがココからでも分かるでしょう?」
「もう、もういいです~」
「熱いタオルで一度拭きましょうね」
クララはタオルを持ってくると、シャーロットのソコをしっかりと拭った。

「さっ、そうしたら……」
「えっ? これで終わりじゃ……」
「あらっ、お仕置きはこれからよ。剃毛はお仕置きの準備」
「そんなっ、これ以上ナニを……?」
「そ・れ・は……」
クララは三面鏡の引き出しから、青い半透明のアトマイザーを持ってくる
と、シャーロットの前の椅子に座った。

「それは……?」
「媚薬よ。どっかの病院の院長が作ったっていう都市伝説付きの。でも凄
く効くらしいわよ。皮膚から浸透して最初は凄く痒くなるんですって」
「そんな怪しげな薬……、どこで?」
「大人の玩具の訪問販売をしている女の人がいるんだけどね、その人に頼ん
だの。その人、是非ウチに来たいって言ってたんですけど、今回はお断りし
て、送って貰ったわ」
「そんな薬、なんだか怖い……」
「その人も言ってたわ。是非一度お試しいただいてからって……」
「でもあたし、構わないって言ったの。だって使われるのはお前なんだし。
あたしが痒くなるワケじゃないし……」

クララはニヤリと嗤うと、両手をシャーロットの股間へと伸ばした。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土