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あなたの燃える手で

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白い魔女 7


真弓はティッシュケース大の箱と、小さなガラスのビーカーを引き寄せた。
そして小瓶の中身を、少量ビーカーに入れた。

真弓は箱からマドラーを思わせるステンレスの棒を取り出すと、その棒の先
にひと摘みの脱脂綿を巻きつけた。
その棒の先端数センチは針金のように細く、あえて鮫肌のようにザラザラに
加工されており、脱脂綿を巻き付けるには最適な滑り止めとなる。球状にな
った脱脂綿も、ソコにしっかりと固定された。
その脱脂綿をビーカーに入れると、綿の玉は途端にピンクに染まった。
続けてカチカチと硬質な音を立て、箱から銀色に光るクスコを取り出した。

「これで拡げて、奥に薬をたっぷり塗ってあげるわ」
「クスコで拡げるの……」
「そうよ。塗りやすいでしょう。そうだ、クスコにも塗りましょうか。媚薬
で濡れたクスコを入れて、拡げるの……。うっふふっ。我ながら名案だわ」
真弓の口調はもう、医者と患者でもなく、院長と婦長でもない。女王様と奴
隷、主人と下僕そのものだった。

真弓はクスコにもP.Mを塗りつけると、それを雪絵の股間に近づけた。
「入れるわよぉ~。あらあらっ、濡れてるからスルスル入ってくわぁ」
「あぁお願い、待って、ちょっと待って……」
「なぁに、もう入っちゃわよ。いい加減覚悟なさい」
「でも、心構えがまだ……、できないの」
「そう、それじゃ、そんなものができないうちに始めた方が面白そうね」
真弓は全て差し込んだクスコを、今度は拡げていった。
「えっ、嘘っ、いやっ、だめっ、ホントにだめよぉ~」
「なにが嘘なの? なにがだめなの? ほらっ、こんなに拡がったよ。これ
だけ拡がれば十分ね。ペンライトで中を照らしたいくらいだわ」

右でビーカーに差し込んだ棒を持ち上げると、ピンクに染まった脱脂綿か
ら、ピンクの雫が数滴落ちた。その媚薬で濡れ太った脱脂綿を、クスコで拡
げられたソコへと差し込んでいく。
金属棒はクスコの中を進み、拡げられた奥にある、雪絵のスポットへと近づ
いた。

「あぁ、怖い……」
「ただでさえ敏感なトコロを、媚薬で更に敏感にしてから、じっくりと時間
を掛けて虐めてあげるわ……」
「あぁ、待って、怖い、まだ怖いの」
「この薬ね、粘膜からあっという間に浸透するの。しかも即効性。だからス
グにヒーヒー泣くコトになるわよ……、さぁ……」
「いやっ、ねぇ、怖いの。ホントに怖いのよぉ~、真弓ぃ~」
しかし次の瞬間、雪絵は濡れた脱脂綿の感触をソコに感じた。
「そうよ。もっと怯えなさい。怖がりなさい」
それは確実にしっかりと、憎らしいほど正確にソコへ塗られ、塗り終わると
金属棒は一旦抜かれた。
「はぁぁ~、そんなっ、いやっ、いやよぉぉ~」
「雪絵が怖がれば怖がる程、苦しめば苦しむ程、あたしは楽しいんだから」
「いやっ、いやよぉ、いやぁぁぁ~、ねぇ、真弓ってばぁ~」
「そう、そんなに怖いのぉ。でも本当の恐怖はこれからよ」
その一言に、雪絵は言葉を失った。

 一度塗ったらもう、とびきり極上の快感を強制的に感じるわよ。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土