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あなたの燃える手で

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訪問販売員 梨々香 2

 8 最終話
深く差し込んだハサミを上下左右に角度を変え、わたくしは良子様の快感ス
ポットを見つけました。

「良子様、コレ、この角度、いかがでございましょう。一番お声が強く、艶
っぽい感じでございますが……」
「そ、そんなコト……。あぁっ、あぁぁ~ひぃぃぃ~、ひぃぃぃ~だめっ」
「んん~、やっぱり、ココでございますね。それでは、この角度でじっくり
と……、もちろん逝かないようにしながら……、うっふふふっ」
「あぁぁだめっ、当たる、当たるのぉ。あぁソコは、ソコはぁぁ~」
「そんなに堪りませんの? ココが。ほらっ、ココ、ココココ」
「ひぃぃ~、ひぃぃ~だめっ、逝くっ、逝く逝くっ、逝くぅぅぅ~」
「感じて、濡れて、匂い立つとこのコトでございますわね」
「ひぃぃ~逝くっ、逝く逝くっ、あぁぁ逝っちゃうぅ、いっ、逝くぅぅ~」「ココ。ココをじっくりと嬲って参りますよ。ほぉ~らっ、ハサミの先で感
じるココを、優しくグリグリと、グニグニと……。いがです?」
「はぁぁ~だめっ、逝くっ、逝くっ、もう逝くっ、逝っちゃうぅぅ~」
「まだですわぁ。まだですわよ。まだまだグリグリグニグニ。ほぉ~らっ」
「ひぃぃ~、ひぃぃ~、ひぃぃぃ~だめっ、だめだめっ、もうやめてぇ~」
「やめませんわ、まだまだやめませんわよ。何度も何度も生殺しですわ」
「いやっ、逝かせてっ、逝かせてっ、早く逝かせてぇぇ~」
日本人離れしたお顔が、すがり付くようにわたくしを見つめます。
「もう逝きたくて逝きたくて堪りませんでしょう。でもこのままですわよ。
ほぉ~らっ、こうされると更に逝きたくなって……」
「ひぃぃ~、ひぃぃぃ~、ひぃぃぃぃ~、いっ、逝っくぅぅ~~」
「んん~逝きたい逝きたい。逝きたくて堪りませんわえぇ。でもここで、じ
ぃぃ~くっりと……。ほぉ~らっ、ほぉ~ら、これが堪らない」
「あぁ逝くっ、もう逝くっ、もう逝くっ、あぁぁ逝く逝くっ、逝っくぅ~」
「また逝けない。ほらっ、ほぉ~らっこれが、んん~逝きそうですわねぇ」
「くぅぅ~、逝っくぅう~、逝っくぅぅ~、あぁいっ、いっ、逝くぅぅ~」
「ほぉ~らっ、ココ。んん~逝きたい逝きたい。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ」
「あぁぁっ、もうだめっ、もうだめよぉ~、もう我慢できないぃぃ~」
「我慢できませんの? それじゃここからたっぷり時間を掛けて……」

ソレから数十分。ようやくわたくしはトドメを刺すことに致しました。
と言っても特別なコトをするワケではございません。ただただ良子様を絶頂
へと導いただけでございます。
その時の良子様は、体が硬直し、大きな痙攣を繰り返しておられました。
そして大きな脱力とともに、今に至るのでございます。

「お疲れ様でございました。良子様。いかがでございました?」
「そうね、もう感じ過ぎて、なにがなにやら……」
「では、お買い上げていうことで……」
「もちろんよ。口紅とハサミ……、それから媚薬もね」
「ありがとうございます」
わたくしがお部屋を失礼する頃になっても、良子様はグッタリとベッドに横
たわっておられました。
「それでは良子様、これで失礼致します」
「あぁ、悪いわね、寝たままで」
「いえいえ、どうぞお気になさらずに。御用がございましたらいつでも。響
子ちゃんにもよろしくお伝えください……。それでは、失礼致します」
「ありがとう……」

外へ出ると、さっきより冷たくなった風が頬を撫でてゆきました。
わたくしはコートの襟を立てながら、足早に駅へと向かったのです。


EPILOGUE 
翌日。ママのマンションのベッドには、全裸のママと響子が腰掛けていた。

「ふぅ~っん、そんなに良かったんだぁ。この口紅とハサミが……」
響子は手にした二つのおもちゃを、マジマジと見つめた。
「そうなのよぉ。今度響子ちゃんにも使ってあげる」
「って言いながら、いつもヒーヒー言うのはママだけどね……」
「まぁ、そうなんだけど……」
「そうだ、明日のクリスマスパーティーでマリアに使ってあげたら」
「いいわねぇ、それ」
「あの子なら、ナントカっていう媚薬もいらないんじゃない?」
「そうね……。あっ、そういえば、今回はマリアちゃん七面鳥に挑戦するん
だって言って、気合い入れてるみたいよ」
「へぇ~。料理は上手だから、期待できるかも……」
「そうでしょう。今年もいいクリスマスにしましょうね」
「うん。でもその前に……、ママを良くしてあげる」
「えっ、ちょっ、ちょっと、響子ちゃん」
響子は隣に腰掛けていたママを押し倒した。
「ほらっ、四つん這いになって。後ろから二本差しだよ」
「もぉ~、響子ちゃんったらぁ、あぁっ、あぁ~ん、だめっ、だめよぉ~」

もう、ホントにしょうがないわねぇ、響子ちゃんったらぁ……。

後ろで微笑んでいるであろう響子を想像するだけで、良子はおもちゃでは得
られない、暖かな気持ちになった。


ーENDー



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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土