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あなたの燃える手で

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春を画く

18
今あたしは、アトリエに運び込まれた食堂のテーブルの前に座っています。
あたしの横には責め具の入った箱があり、テーブルの上にはクッションの上
で胡座縛りに縛られた双葉がいます。
彼女は上体をやや起こし、股間は正面、つまりあたしの方に向くように滑車
で角度を調節されています。

「あなたのおま○こ、さっきより濡れてるみたいよ。やっぱりMねぇ」
「そんなっ……」
「そうよぉ、ほらっ……」
右手を少し伸ばし、親指と中指で花びらをパックリと拡げます。
「あぁん、いやぁ~ん」
「うっふふっ。声もいい声ねぇ。もっと聞きたいわ。そうだ、ねぇ、双葉」
「はい……?」
「ココの毛、いる?」
「えっ……?」
「ココの毛。コレよぉ」
あたしは目の前の恥毛を摘むと、チョット引っ張りました。
「あぁん」
「いらないわよねぇ、コレ……。剃ってあげる」
「えっ、いやっ、そんなのいやですぅ」
「大丈夫よ。すぐ生えてくるから……。ねっ」
「でもぉ~」
「そうと決まれば……」
あたしは足元の責め具箱から、T字剃刀とシェービングクリームを取り出す
と、恥毛にたっぷりと吹き付けました。そしてクリームを剃刀に持ち替える
と、恥毛に近づけたのです。
「あぁ、いやっ、やっぱりいやですぅ」
「二葉、奴隷に "いや" はないの。どんなことでも受け入れるの。どんなに
辛いコトでも、恥ずかしいコトでもね」

胡座をかいた踵が少々邪魔でしたが、なんとか剃れます。
クロスした足首を押さえ、剃刀はジョリジョリと確かな手応えを伝えなが
ら、確実に無毛の陣地を広げていきます。
「いやっ、いやっ、だめっ、だめですぅ~」
「新しい刃だからよく剃れるわぁ。ドンドン見えてきちゃう。ほらっ、この
辺から色素が沈着して、色が変わってる」
「いやぁ、恥ずかしぃですぅ」
「そう? 本当は喜んでるじゃない? もっと虐めてぇって……」
「そんなコトありません……」
一本たりとも見逃さず、剃刀はジョリジョリと剃り進んでいきます。
「はい。終了。あぁ~あっ、全部失くなっちゃった。ほらっ」
大きな鏡を股間の前に置き、ツルツルの自分を見せてやります。
「ほらっ、見てっ。綺麗に剃れたでしょう?」
「あぁぁ、あぁぁいやぁぁ~ん。ホントに、全部……、ツルツル……」
「そうだ、一応スキンクリーム塗っといてあげる」
あたしは小さな容器の蓋を開け、紫の軟膏を塗りました。

剃り跡に、花びらに、そしてクリちゃんにまで、怪しげな軟膏を塗り伸ばし
ていきます。
「あぁん、そんなトコロ……」
「いいのよ、これで……。だってコレ、痒み薬だもん」
「えっ? 痒み、薬……?」
「そう、それも即効性の。すぐにドンドン痒くなってくるわよ」
「えっ? あっ、なんか……、痒い……」

それを効いて微笑んだあたしは、悪戯っ子のようだったかもしれません。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土