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あなたの燃える手で

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マリアの一人旅

10
蜘蛛百合が袖の中から取り出したモノ、それは習字の小筆だった。
「お願いソコは……、ソコだけは……、そんなの耐えられません」

ただでさえ敏感なマリアの肉芽。今ソコは、クリ用のリングで挟まれ、触ら
なくても皮を剥かれた状態になっている。しかも媚薬で過敏になったソコ
に、蜘蛛百合の持つ筆の穂先がゆっくりと近づいた。
しかし筆は、肉芽に触る数ミリ前でピタリと止まった。
「どうです? 女将さんも……」
「あらっ、いいの?」
蜘蛛百合は着物の袖からもう一本筆を取り出すと、女将に渡した。
女将は蜘蛛百合と並んで、マリアの股間の前に座った。

「さぁ、マリアちゃん。たっぷり虐めてあげましょうね」
そして二本の筆が、過敏な肉芽に接触した。
「ほぉ~らっ、こうやって触るか触らないかの微妙な感じで、じっくりと責
めていくの。効くでしょう? コレ……。二本だから快感も倍かしら?」
「いやっ、いやぁぁ~、だめっ、ホントにだめですぅぅ~」
すると女将が意地悪く微笑んだ。
「うっふふ。それじゃあたしはコッチ……、ココを大きく開いて、ほらっ」
女将はマリアの花びらに指を添えると、ソコをパックリと開いた。
「えっ、いやっ、なに、なんですかぁ~?」
「んん? おしっこの穴よ……。ココを責めるのはどうかしらぁ?」
「えっ、そんなトコ、いやっ、だめっ」
「整えた筆先を中に入れるようにして、チクチクチクチク。どうぉ?」
「いやぁ~だめぇぇ~」
「うふふっ、媚薬が効いて気が狂いそうなんじゃない? よぉ~く狙って中
を、ほぉ~らっ奥まで、ほらっ、ほらっ、ほらほらほぉ~らっ奥までよぉ」
「クリちゃんもそぉ~っと。うっふふふ」
「ひぃぃ~、もう、もうやめてぇぇ~、だめぇ我慢できないぃぃ~」
「我慢できないのぉ? でもこれからよぉ。ほらっ、チクチクチクチク」
「いやぁぁ~、そんなトコだめっ、もうだめですぅぅ~」
「絶対だめなのぉ? そう。それじゃ、しつこくしつこく、執拗に責めてあ
げる。ねぇ、蜘蛛百合……」
「はい。蝶々が苦しむのはこれからですから」

二人による筆責めに、マリアの全身は引き攣り、痙攣のように震え、時に反
り返るように硬直した。
「あらあらっ、息を止めてるの? 無駄よ、無駄無駄……。息を吸おうが吐
こうが止めようが、ずぅ~っとこれが続くのよ」
「あぁぁ、逝、くっ。逝く。あぁ逝くぅぅ~」
「あ~らあらっ。もう逝きそうみたいよ。蜘蛛百合ぃ」
「始まりますね。蝶々の地獄が……」
「えっ? なに? あぁぁ~逝くっ、逝くっ、あぁ逝くぅ~」
「だめよっ。逝かせてあげない。これからじっくりと味わってもらうわよ。
逝くに逝けない生き地獄を……」
「いやっ、生殺しにする気? いやよ、そんなのいやっ。お願い逝かせて」
「そうよねぇ、媚薬漬けにされて、この上もない快楽だものねぇ」
「女将さんと二人で、うんと楽しませてもらうわよ」
「いやっ、いやよぉぉ~」
「マリアちゃん。筆はねぇ、こういう責めにはうってつけなの。バイブやロ
ーターと違って、じんわりネチネチと長時間責めるのにはピッタリ」
「いやぁぁ~、もうだめっ、もうだめっ、もうだめですぅぅ~」
「んん? まだまだ、まだまだよ、マリアちゃん」
「そうよぉ、まだ始まったばっかり。こうやって筆をゆっくりと動かして。
ほぉ~っら我慢できない、ほぉ~らっ、ほぉ~らっ、ほぉ~らっ堪らないで
しょう?」

枕で持ち上がったマリアの腰が、更に持ち上がるように反り返った。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土