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あなたの燃える手で

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マリアの一人旅


大浴場でマリアが湯に体を沈めると、白く立ち込める湯気の向こうか
ら、フランス人形のような女の子が現れた。
「あたし、ヒメユリといいます。よろしくお願いします」
そう言ってフランス人形はペコリとお辞儀をした。

「マリアさんって、氷見川様のところでメイドさんしてるんですよね」
ヒメユリは体を沈めたまま、ユルユルとマリアの正面にやってきた。
「えぇ、はい」
急に話し掛けられ、マリアは戸惑いを隠せない。
「それって、いろいろお疲れじゃないですかぁ?」
「えぇ、でも麗子様優しいから……、毎日楽しいですよ」
「そうなんだぁ。それで、氷見川様とはやっぱりぃ?」
「やっぱりって……?」
「だからぁ、アッチの方ですよぉ。アッチの」
「アッチって? アッチ?」
「そうです。夜っていうか、女同士のっていうか」
「あぁ、まぁ、それは……」
「いいんですよ、ココはそういう宿なんですから。むしろそっちがメインで
す。それに、あたしも氷見川様には一杯責めて頂きました」
「あぁ、やっぱり……」
「やっぱりって……、マリアさんも?」
「実はそうなの……。麗子様、ドSだから……」
「じゃあ、マリアさんはドMなんだぁ」
「別にドMのつもりはないのよね。 "ド" はいらないかなぁ、 "ド" は」
「でも夜な夜な責められてるんでしょう?」
「夜な夜なっていうかぁ……。まぁ、そんなトコロかなぁ。ヒメユリちゃん
は? 見た感じはぁ……、Mに見えるけど」
「あたしはぁ、SでもMでもどっちでも……。でもたしも "ド" はいらないか
なぁ "ド" は」
「うっふふ。そうなんだぁ。全然そんな風に見えないね
「そうですかぁ? 試してみますぅ?」

ヒメユリはマリアの正面から後ろに回り込んでいく。だからマリアは岩と背
中の間に隙間を作った。
ヒメユリはその隙間にスルリと入り込むと、後ろから両手でマリアの乳房を
フワリと包み込んだ。
「あっ、ヒメユリちゃん……」
「わぁ、マリアさんのオッパイ大っきい」
「えぇ? そ、そう?」
「そうですよぉ。あたしの手じゃ包みきれない。こんなに溢れちゃう」
そう言ってヒメユリは、そのまま乳房を鷲掴みにした。
「あぁ~ん、ヒメユリちゃぁん」
マリアは反射的にヒメユリの手に自分の手を重ねた。
「うふっ、敏感。あたしも敏感だけど、あたし以上かも……」

ヒメユリの両手その十本の指が、柔らかな肉に食い込んでは離れる。
更に桜のような唇から伸びた舌が、マリアの首から肩へのラインをねっとり
と這い回った。
「あぁん」
「うふっ、マリアさん今 "ビクッ" ってなった」
「だってヒメユリちゃんがそんなコトするから……」
「そうですよ。しますよ。だってあたしはSですから。でもマリアさんの為
なら "ド" を付けても構いません」
「そんな、いいのよ無理に "ド" を付けなくても……」
「いいえ、付けます。あたしはあえて "ドS" になって、マリアさんを責めて
みたいんです」
ヒメユリは、鷲掴みにした指の間にある乳首を挟み込んだ。
「あぁぁ~ん、だめよぉ~」
「うふっ。マリアさん声も可愛い……。コリコリするともっと聞けます?
その可愛い・あ・え・ぎ・ご・え」
ヒメユリは親指と中指で、マリアの乳首を "キュッ" と摘み上げた。
「えっ? チョット、あぁっだめぇぇ~」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土