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あなたの燃える手で

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ミセスNに伝言

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アマデウスを出た二人を、真夏の太陽が照りつけた。
二人は日差しから逃げるように幹線道路を渡ると、バスターミナル脇のタク
シー乗り場からタクシーに乗った。
隣駅の裏通りでタクシーを降りると、そこからほど近いホテル『ハーモニ
ー』へと入った。

部屋はサラリとした空気に、適度な冷房が効いていた。室内にはベッド、浴
室、そして机と椅子も置かれている。
「ココってラブホ? なんだかビジネスホテルみたい」
「そうねぇ、ラブホとビジネスホテルの中間って感じかしらね」
「へぇ~」
「仕事で外歩くでしょう。だから前から知ってたの、ココ……」
「あぁ、保険の外交員さんですもんね」
「外交員さんって、面白いわね……」
「でも、入りやすいですね。女同士でも」
「そうね。今日は道具も持ってきたし、楽しみましょう」
「はい。もちろんです。それがドMのネコの望みです」
「女同士で昼間からホテルの一室で……。なんか凄く淫靡な感じよね」
菜月は奈々の真正面に歩み寄ると、突然唇を重ねた。
「あぁん」
「ホテルを出るまで、あなたはあたしの奴隷。なんでも言うこと聞くのよ」
「はい。あぁ、あたし……、なんだか興奮してきました」
「あらっ、まさかもう濡らしてるの? 検査するから全部脱ぎなさい」
その言葉だけで、奈々は不思議な呪縛に囚われた。

全裸で両手を後ろで縛られた奈々は、ベッドに腰掛けた菜月のすぐ前に立っ
ている。
菜月はそんな奈々の真横に、机にあった椅子を持ってきた。
「片足を乗せて……」
「はい」
奈々が横にある椅子に片足を乗せると、英語の "h" のような形になった。
菜月はベッドに座り、奈々の股間を "ジッ" と見つめた。
「うふふっ。毛は薄い方ね。このままでもビラビラがよく見えるわ」
菜月は更に前のめりになると、奈々の股間に両手を伸ばした。
「それじゃ中を……、見せて貰うわね。ドMのMネコちゃん」
「あぁ、恥しぃ……」
「だめ?」
「い、いえっ、よくご覧ください」

菜月の指先が、そっと奈々の花びらを左右に破り開く。
「あぁ、恥ずかしい……」
「恥ずかしい? それじゃもっと開いてあげる。ほぉ~ら……」
花びらは完全に左右に伸び切り、ヌラヌラと濡れた粘膜を曝け出した。
「まぁ、やっぱり濡らしてたのね。イヤラシイMネコちゃんねぇ」
「すみません……」
「すみませんじゃないの。奥まで濡らして、イヤラシイ匂いまでプンプンさ
せて。そういう悪いネコちゃんにはお仕置きね……」
「お仕置き……?」
「そう、このままお風呂場に行ってお浣腸よ。浣腸器はないから、今日はコ
レで入れてあげるわ」
菜月は持ってきたバックを引き寄せると、なにやら赤いモノを取り出した。

それは卵より二回りほど大きい楕円形で、尖った両サイドからボールペン程
の太さのゴムの管が伸びている。楕円形の部分を握り込むと片方の管から吸
い込み、もう一方から出す仕組みだ。要するに握り込んで使うゴムポンプ
だ。ちなみに吐き出す側には、先端に先の窄まった白いプラスチックが付
いている。そして奈々は、後ろ手のまま浴室へと連行された。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土