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あなたの燃える手で

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マリアのお留守番

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お仕置きと称し、麗子はマリアの両手を縛った。そのまま上になると、両
手でマリアの頬を挟んで押さえ、生暖かい舌をヌルリと差し込んだ。

時に唾液を垂らし、それを飲ませながら、舌は口内を思う存分蹂躙する。
「あぁ~、麗子様ぁ」
「桜の花びらのような唇。とっても可愛いわ。それに柔らかい……。もっ
と舌を出して……、もっと、思いっきり。そうよ」
マリアが舌伸ばすと、麗子はその可愛い舌を舐め、まるで男根を扱うよう
に吸い込んではしゃぶり尽くしていった。

麗子は今年、四十も半ばに差しかかる。
自慢の白いきめ細かな肌も、近頃では若い頃との違いを感じ始めていた。
それはよく言えば "年相応の柔らかさ" 悪く言うなら "弛み" だろうか。
しかしその性欲肉欲は、益々旺盛になるばかりだ。
一方、マリアはまだ二十歳を超えたばかりだ。肌も弾力があり、麗子に負
けず劣らの美肌だ。ただその "性感体質" とでも言いたくなる全身の敏感
さは、マリアの特筆すべき点だ。
マリアがこの屋敷でメイドとして働き始め、麗子と関係を持つのに時間は
掛からなかった。それは元々マリアが性に開放的だったこともあるかもし
れない。しかしそれ以上に、麗子がマリアを思う気持ちに、温かなぬくも
りを感じたことが大きかったのだろう。
麗子は真正面からマリアを愛し、マリアもそんな麗子の気持ちに応えた。
そこにSとMの関係性、性癖の相性など色々なものが加わり、麗子とマリ
アは主人とメイドの関係を越え、最高のパートナーとなったのだった。

「あぁ~ん、麗子様ぁ~」
「もうマリアったら……、まだキスだけよ」
「だって、麗子様のキス……、とっても感じちゃいます」
「うふふっ。それじゃ耳も首も、鎖骨も脇の下もみんな舐めて上げる」
「そんな、いやぁ~ん」
「どこもみんな感じちゃうのよね、マリアは」
「はい」
そして麗子の舌はマリアの口から這い出ると、ナメクジのように這いずり
始めた。唾液の跡を残しながら首筋を往復し、鎖骨の窪みで遊び、脇の下
ではマリアの反応を見ながら意地悪く擽った。
「あぁっ、あはぁぁ~ん、だめっ、そんなっ、擽ったいですぅ」
「明日からパリだから、今夜は徹底的に舐め尽くしてあげるわ。体の隅か
ら隅まで……、アソコは特に念入りにね」
「あぁん、でもそんなことされたら、あたし……」
「そうね、何度逝っちゃうか分からないわね」
「はいぃ」
「でも逝かせないわよ。体中舐め尽くすまで絶対逝かせないわ。だってコ
レ、お仕置きなんだから」
「えぇ、そんなぁ、あぁん」
舌が胸の突起をチロチロと嬲り始めた。
「だって逝きたいのに逝けないのが一番辛いのよねぇ、マリアは」
「そうですぅ、それが一番辛いですぅ」
「でしょう? だからこれが一番いいお仕置きになるの」
「あぁ~ん、麗子様の意地悪ぅ」
「そうよぉ、あたしはマリアが悦ぶなら、どんな意地悪でもしてあげる」
麗子は体を、マリアの下半身へと少し移動させた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土