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あなたの燃える手で

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花乃杜病院

31
院長はワゴンから、ピンク色の容器を摘み上げた。
「これにするわ。おま○こ専用の媚薬」

「それって、あたし始めて見ます……」
「そうね。実はコレ、秘密の媚薬なの」
「秘密の媚薬……?」
「そう。不感症の研究から作られた媚薬。不感症の人を感じさせる研究中
に、偶然出来上がった薬なの。副産物って言えば聞こえはいいけど、本来
とは違うモノが出来ちゃったのよ」
「違うモノ……?」
「違うっていうか、感じない人を感じさせるはずが、感じる人をより感じ
させる薬が出来ちゃったのよ」
「でもそれが媚薬じゃ……」
「そうね、でもその感じ方が桁違いなの。今いるステージより三つも四つ
も上の快感が味わえる薬なの」
「あのぅ、院長先生、その薬をあたしに使うんですか?」
動けない時江は不安でいっぱいのようだ。
「そうよ……。たっぷり塗ってあげるわ」
「ただでさえ一つも二つ上の感じ方なのに、彼女がコレを塗られたらどう
なっちゃうんですか?」
「そうねぇ、もしかしたら。六つも七つも上のステージに行けるかもね」
「まぁ、羨ましい」
「何て言うのかしら……、快感が強いって言えば確かに強いんだけど、そ
れが深いって言うか、体の芯から感じるって言うか……、それに快感の余
韻が長く続くのよね……」
「えっ? 院長使ったコトあるんですか?」
「えっ? えぇ、まぁ、チョットだけ。チョットだけよ」
「ですよねぇ、使ったコトないのに余韻まではなかなか……」
「うふふっ、バレたか……」
「バレたかって……」
「この薬はね、塗ると皮膚から吸収されて火照るように感じるの」
「へぇ~」
「時江さんの場合、元々敏感な体が媚薬点滴で感じやすくなる。そこに追
い打ちを掛けるようにこの軟膏……」
「何もしなくても、それだけで感じちゃいそうですね」
「堪らないはずよ。女なら誰だってね」
「わかります。あたしも女ですから。いつもより強い快感がずっと続くん
ですよね。いつもより強く長く、そして深く」
「そう、それも体の芯からね」
「クリちゃんとアナルにも媚薬を……?」
「もちろん使うわ。クリトリス用の媚薬と、アナルにはゼリー状の媚薬を
浣腸するわ」
「媚薬浣腸ですね」
「そんなっ、お浣腸はさっき……」
「アレはアレ、コレはコレよ……。大丈夫、気持ち良くなるお浣腸だか
ら。さっきよりずっと気持ちいいアナル逝きだって味わえるわ」
「気が狂うほどの快感の中で、何時間も焦らしてあげる」
「うっふふ。愉しそうね、由美」
「そう言う院長だって……」
「だってこんなコト滅多にないし……。したいコトしなきゃ……、ねぇ」
「はい、大賛成です」
「それでクリ用の媚薬がコレ」
院長は紫色のフタの容器を手に取った。蓋を開けると、中身はフタと同じ
紫色の軟膏だった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土