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あなたの燃える手で

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白い魔女 6


「うふふっ、これが "楽しそうな薬" 見た目は普通でしょう……」
「でもなんか怖いわ……」
「そうね。あたしもコレ、使ってみないとわからないの。あなたがどうなっ
てしまうのか」
「ねぇ、なんなの、その薬って。もう教えて頂戴……」
「その前にもう一つ、最後の仕上げが残ってるの……」
「えっ?」
そう言って真弓は、一本の赤い絹糸のようものを見せた。
「別にどうってことないの。これであなたのクリちゃんを縛るだけだから」

ガラスのカプセルの中で吸引され肥大している雪絵のクリトリス。真弓はそ
の根元に糸をクルクルと2周させると、糸の両端を引っ張った。
下から電マが押し上げている為、糸はカプセルの隙間から難なく滑り込み、
クリトリスに巻きつくとその柔らかな根元を細く引き絞り、肥大した血流が
戻るのを防いでしまった。

「最後にこの糸を結べば、最後の仕上げもお・わ・り、よ……」
「あぁぁん、なんか……、いつもより敏感になってるみたい」
「そりゃそうよ。なにしろクリちゃんが強制勃起状態にされてるんだもん。
それも超ビンビン状態で、まさに破裂寸前の水風船って感じよ」
真弓はスマホのタッチパネルをタップするように、人差し指でその水風船に
"チョン" と触った。
「あぁっ、あぁぁ~ん、感じちゃう。やっぱりいつもより敏感だわぁ」
「そこで登場するのがこの薬よ」
真弓は細身のアトマイザーに入った、透明な液体を見せた。
「あっ、さっきの……」
「そう、 "楽しそうな薬" 」
「ねぇ、もう教えて、それはなんなの?」
「そうね、もういいわね。教えてあげるわ。これはね、ある成分を抽出した
ものなの」
「ある成分? ある成分って……?」
「漆よ。う・る・し……」
「えぇ? 漆って、あの触ったらかぶれる漆?」
「そうよ。その主成分ウルシオールを抽出したのがこれってワケ」
真弓が摘んだその容器を振って見せると、透明な漆成分が狭い容器の中で細
かく上下した。
「まさかそれを?」
「そうよ、せっかく糸で縛って敏感にしたんだもん」
「だってそんなもの……」
「大丈夫よ。漆といってもそのままじゃないから。漆にかぶれるのは、その
主成分であるウルシオールによるアレルギー反応なんだけどね、そのウルシ
オールに色々加えて薄めて、化学的に人体に使えるように調整されてるの」
「でも、やっぱり怖いわ」
「ただアレルギーの症状には個人差があるし、雪絵にこれがどんな症状をど
れくらいの強さでもたらすか、使ってみないとわからないの」
真弓はそう言いながら、アトマイザーを水風船に近づけた。
「あぁ、やっぱり……、そんなもの…… 、使うのやめない?」
「怖いの? うふふっ、だぁ~め。やめない。まずはひと吹き……」
すると "シュ" っと小さな音が1度だけ聞こえた。その瞬間、雪絵は縛られ
たクリトリスだけにヒンヤリとしたものを感じた。
「あぁっ、いやぁぁ~」
「こんなに濡れた粘膜じゃ、あっという間に浸透するわね。皮膚からいかに
早くの浸透するかも考えられているから」
「あぁぁ~なんか……、火照るように熱くなってきたわ」
「うっふふっ。早速効いてきたきたみたいね」
真弓は楽しそうに微笑んだ。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土