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あなたの燃える手で

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ママと叔母さん


「小春のバージン。ママが貰ってもいい? それともあやめの方がいい?」
「えっ……? うっ、うん」
小春は申し訳なさそうに、照れたように頷いた。
「そう。それじゃその時まで、小春のバージンはとっておきましょうね。いい
のよ、気にしないで。だって小春はずっとずっとずぅ~っと、お母さんの娘な
んだから、ねっ」
「うん」

椿は小春の顔を両手で挟むと、その唇に舌を差し入れた。小春もそれを拒むこ
となく受け入れる。
ナメクジのように粘つく舌が絡まり合った。それは時にクリオネのような羽ば
たきを見せ、お互いの口を行き来する。

「まぁ、小春ったら、キスがどんどん上手になっていくわね」
「そう?」
「そうよ。……ねぇ小春。今ね、ママの口の中、唾でいっぱいなの」
「唾でいっぱい?」
「そうよ。小春の飲んでもらおうと思って、さっきからずっと溜めてたの」
「そうなの?」
「うん。だからこの唾、飲んで。飲めるわよね。小春」
「うん」
「いい子ね。それじゃ口開けて。上から垂らしてあげる。どれくらい溜まって
るか、ちゃんと見てるのよ。いいわね」
「うん」

上を向いて口を開けた小春とは対照的に、下を向いた椿はその口を尖らせた。
するとすぐにその尖った唇に、白い唾液が玉となって現れ、風船のように膨ら
んでいった。
唾液はすぐに雫型となって重く垂れ下がっていく。やがてそれが止まる限界を
迎えた時、互いに言葉を発し得ない二人は、そのタイミングをアイコンタクト
で察し合った。
巨大な雫は小春の口にポタリと落ち、その口が閉じる。

「まだよ小春。まだママの口の中、唾でいっぱいなの。だから口開けて……」
小春が口を開けると、椿は口の唾液を舌で器用に集めた。
「入れるわよ」
小春が口を開けたまま頷くと、椿はまた唇を尖らせ、集めた唾液を絞り出すよ
うに落とした。粘つく糸を引きながら、それは先に溜まった唾液と一つになっ
ていく。最後に舌でしごきながら、全ての唾液をそこに垂らし切った。そんな
小春の口を除き見れば、そこには自分の唾液がたっぷりと溜まっている。
「まぁ、いっぱい溜まったわね」
しかし既に小春は返事ができない。
「まだ飲んじゃダメよ」
そんな予想外の言葉に、小春の目が丸くなった。当然 "飲みなさい" と言われ
ると思っていた小春にすれば、それは当然の反応だったろう。
「まだよぉ~、まだ」
椿は右手の人差し指を一本だけ伸ばすと、それを小春の口に差し込んだ。
「うふふっ、こうやってママの唾と小春の唾をよく混ぜるの」
「んん~」
「こうやってグルグル混ぜ混ぜするとぉ、唾が美味しくなるのよ。だからよ
ぉ~く混ぜ混ぜしましょうねぇ」

椿は小春の目を見つめた。口を開けっぱなしのその目は涙目になり、今にも泣
き出しそうだ。そんな小春の顔は、彼女が幼子の頃を彷彿させる。
「可愛い顔してぇ~。もうすぐですからねぇ」
椿はウットリとそんな小春を眺めながら、口に入れた指を回し続けた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土