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あなたの燃える手で

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水蜜楼別館離れ

17
「逝かせませんよ。ほぉ~らっ堪らない、ほぉ~らっ……、ほらっほらっ」
女将の指先が、奈津の全身を震わせる。その指技は限りなく奈津を絶頂に近づ
け、限りなく絶頂寸前の場に留まらせ続けた。

「お願い逝かせてっ。もう逝かせて、もう逝かせてください、女将さん」
「だから言ったはずですよ。それはそれは辛い辛い時間になりますよと」
「でも、もう、もう逝かせてくれても……」
「ここからが楽しいんですよ。逝きたくて逝きたくて堪らない体をじっくりと
焦らすのが、この責めの醍醐味ですから」
「そんなっ……」
「あたし大好きなんですよ。こうやって虐めるのが。特に花村様のような敏感
な体を徹底的にいたぶるのが。できればこうやってすぐ近くで」
女将は手首を背中で縛られた奈津の横に、添い寝をするように横になった。そ
して奈津の顔をほぼ真上から見下ろした。
「うふふっ。花村様の感じてる顔、すぐ近くで見させて貰いますよ」
そして右手の中指が、絶妙な動きでGスポットを責め始める。
「あぁっ、ひぃぃ~またっ、あぁぁ~、だめっ、あぁぁ逝くぅぅ~」
女将は足を閉じようとする奈津の片足に、自分の足を引っ掛けて引き寄せた。
「あらあらっ、ちょっと指を動かしただけで眉間にシワを寄せて……。その切
ないお顔。とっても素敵ですよ」
女将は近くに寄せた顔を更に近づけ、指責めを続けた。
「あぁ、そんな近くで、恥ずかしいぃ。あぁぁ~逝く逝く逝くぅぅ~」
奈津はあっとう間に、絶頂1秒前まで追い込まれた。
「あぁー逝きそうですねぇ。とっても気持ち良さそう。女だからよくわかりま
すよ。その気持ち良さ。あぁー締まる締まる。あぁー凄い凄い……」
「いやぁぁ~逝かせてぇ、逝かせてくださいぃ~あぁ~あぁぁ~逝くぅぅ~」
「それじゃ、もう少し強く……、ほらっ、ほらっ、どうです? ほぉ~らっ」
女将の指先のわずかな力加減で、奈津の全身が弓のように反り返っていく。
「ひぃぃぃ~、逝くぅ。逝くっ逝くっ逝くっ、逝っくぅぅぅ~」
「あぁー、また締め付けてきましたよ。さっきよりも強いですねぇ」
「あぁぁ、逝くっ、逝く逝く逝くぅぅ~。あぁぁ~このまま逝かせてっ」
「ほぉ~らっ、逝きそう逝きそう。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ堪らない」
「いやっ、いやっ、逝かせてっ、逝かせてっ、あぁぁ~ひぃぃ~逝くぅぅ~」
「うふふっ、少しづつ逝ってみますか?」
「そっ、そんなこと、できる……、んですか……?」
「だってほらっ、もうちょっとで、ほらっ、逝き始めますよ」
「ひぃぃ~、あぁぁ~いいぃ~、あぁぁ逝く逝く逝くぅ~、逝っくぅぅ~」
「ほらっ、逝ってる。逝ってますよ花村様。どうです? 少しづつ逝かされる
気分は……」
「いやっ、いやっ、ちゃんと、ちゃんと逝かせてっ、逝かせてぇ~」
「うふふっ、じわじわと少しづつですよ。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ逝く……」
「あぁぁ~、あぁぁ~、逝くっ、逝く逝く逝くっ、逝っくぅぅぅ~」
「ほぉ~らっ、少しづつ少しづつ。じわじわと、ゆっくりゆっくり……」
「あぁぁ~、いいぃぃ~、あぁぁ~おかしくなる。あぁぁ逝かせてぇぇ~」
「あぁー逝きたい逝きたい。ほぉ~らっ。ちゃんと逝けないと辛いですねぇ」
「逝かせてっ、もう逝かせてぇ。ちゃんと、ちゃんと、あぁぁ~逝くぅぅ~」
「あぁーここが境界線ですね。ここを超えればちゃんと逝けますよ。ほぉ~ら
っ、あとちょっとで、ほぉ~らっ、あぁー堪らない、ほぉ~らっ……」
「あぁぁ~いやぁぁ~こんなの、こんなのいやぁぁ~、あぁぁ逝くぅぅぅ~」
「境界線の上を行ったり来たり。逝けそうで逝けなくて、逝けなそうで逝きそ
うで。絶頂が一滴づつ漏れてくる感じ。あぁー辛い辛い、ほぉ~らっ」
「あぁ~もう逝かせてっ、あぁ逝くっ、あぁぁ逝くっ、逝く逝く逝くぅぅ~」
「ほぉ~らっ、また一滴だけ逝った。境界線の上でじっくりと焦らしてあげま
しょうねぇ。じっくり、じっくり、たっぷり時間を掛けますよ」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土