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あなたの燃える手で

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水蜜楼別館離れ

16
奈津の腰が弓のようにに反り返っていく。同時に蜜壺に差し込まれた女将の
指を、濡れた肉壁が締め付けていく。
女将はそんな奈津の変化に、舐め吸っていた肉芽を解放した。
「まぁ、花村様。腰が持ち上がってきましたね」
「あぁぁ~逝くぅ、逝くぅぅ~、あぁぁぁ~逝く逝く逝くぅぅ~」
「本当にもう少しで、後ちょっとで逝きそうですねぇ」
「逝かせて、お願い逝かせてっ」
「ここで指の刺激をまた、少しだけ強くしてみますね」
「いやっ、逝かせてっ、あぁぁ~逝くぅ、逝くぅ……」
「でもこの程度じゃまだ逝けない。だからもう少し強く。ほらほらほらっ」
「あぁぁ~、あぁぁ~、逝くっ、逝く逝く逝くぅぅ~」
「だんだん近づいてきましたね。もう少しだけ強くしますよ。ほぉ~らっ」
「ひぃぃ~逝く逝くっ、逝くぅぅ~」
「あぁーすごい締め付け。腰もさっきより持ち上がって。ここまで感じて逝け
ないなんて……。すごく辛そう」
「辛い、辛いです。だからもう逝かせてください。お願い女将さん」
「まだですよ。絶頂にゆっくりと近づいていきますからね」
「そんな、まだですか? 早く逝かせてっ」
「まだまだ。じっくりと楽しませて貰いますからね」
「あぁぁ~誰かぁ~」
「言ったでしょう。誰も来ませんよ。思いっきり声を出しても、誰にも聞こえ
ません。でも気持ちいいでしょう? これがずぅ~っと続くんですから。素敵
じゃないですか。ただ絶頂を味わえないだけですけど」
「そんなっ……、それじゃまるで、生殺し……」
「そう、生殺し。花村様はこの離れで、あたしに生殺しにされるんです」
「あぁぁ~、そんなの……、いや」

生殺し。それは奈津にとって、どこか嬉しくどこか怖くもあった。
されたことのない初体験の怖さ。この快感をもっと味わえることの嬉しさ。
そして女将のあの言いようが、まるで脳でも感じているような感覚に陥る。
そう、自分はきっとこんな風にされたかったのだ。こんな風に虐められ、こん
な風に責められ、陵辱されたかったのだ。
このとき奈津はもっと女将に責めて欲しい、自分を焦らしてもっと楽しんで欲
しいとさえ思っていた。それは改めて自分ののM性を自覚せざるおえない本心
だった。
一方女将も、そんな奈津を見ているともっともっと虐めたくなるのだ。
もっともっと焦らして、徹底的に虐め抜きたくなってくる。気の済むまでと言
ったあの言葉に嘘はなかった。

「いやと言っても、もう花村様は耐えるしかないじゃありませんか」
「だって、生殺しにされるなんて……」
「そう、辛いですよ生殺しは」
「あぁ、言わないで」
「だって、どんなに逝きたくても逝けないんですから。それはそれは辛い辛い
時間になりますよ」
「あぁ、女将さんもう……、本当に、本当に逝かせてください」
「ほらっ、Gスポット。ここを指先で、ほらほらほらっ」
「ひぃぃ~あぁぁ~、いいぃ~、あぁ逝くっ、逝くぅ、あぁぁ~逝くぅぅ~」
「あらあら、もう逝きそうなんですか?」 
「だって、だってぇ~、あぁだめっ、逝く逝くっ、逝くっちゃうぅ~」
「逝かせませんよ。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ堪らない、ほぉ~らっ……」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土