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あなたの燃える手で

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すれ違いラプソディ

12
「お願い、千夜。あなたの時間をちょっとだけあたしに分けて」
マリィさんの両手が、あたしの両手を握ります。
「マリィさん……」
そしてそのまま、あたし達はまたキスをしたのです。
でもそれはごく自然な流れで、あたしの中にも抵抗はありませんでした。それ
どころか、気がつくとあたしもマリィさんの背中に両手を回していたのです。
「千夜……、好きよ」
「えっ……」
「ねぇ、この間みたいなこと、またしてもいい?」
「は、はい」
「本当、嬉しいわ。あたしってちょっと変わってるのかしら? 首を絞めた
り、苦しんでる姿に興奮したり……」
「そんな、そんなことないです。人はみんなどこか変わってるんです。あたし
だって……」
「あたしだって?」
「あたしだって、ああいうことされるの……、好きですし」
「そう、やっぱりね。あたしの目に狂いはなかったわ。絶対千夜はそうだと思
ってた」
「そうなんですか」
「そうよ。千夜。あたしの言うこと聞ける?」
「はい」
「なんでも? どんなことでも?」
「はい」
「それじゃ、服を脱いで、裸になりなさい」
「えっ……、裸に?」
「そうよ。貴重な時間なんだから楽しまなきゃ」
「は、はい……」
戸惑いはあるものの、ついにマリィさんと。そう思うと、ちょっとあたしは興
奮しています。それにこの間みたいなこと、まひるとでは無理なんです。
「それにこれは絶対二人だけの秘密よ。いいわね」
「はい。わかってます」
あたしが服を脱ぎ始めると、マリィさんも脱ぎ始めました。
「下着も全部よ。ありのままの千夜が見たいの」
「はい……」

あたし達は全裸になると、畳の上に立ったまま向かい合いました。
そして抱き合ってキス。服を着ている時よりも、肌の温もりを感じます。
マリィさんはあたしの両肩を握ると、そのまま二枚並べた座布団の上にあたし
を横たえました。あたしが素直に仰向けになると、マリィさんはあたしの腰を
跨いでそのまま座りました。そして覆い被さりながら、あたしの首に両手を回
すとユルユルと締めてきたのです。
「くっ、くくっ……」
「苦しい? 千夜」
「は、はい。苦しい……、ですぅ」
「うふふっ、可愛い。苦しんでるあなた。本当に可愛いわ」
「あぁ、くっくぅぅ~」
「今日はもっと色んなことシテあげる」
「えっ……?」
そう言うとマリィさんは一気に体をズラして、あたしの胸に顔を近づけたので
す。
「ピンク色で可愛い乳首ね。もう勃ってるわよ。まだ首を絞めただけなのに」
「そんなっ、恥ずかしぃ……、です」
「こんな可愛い乳首を見ると、虐めたくなっちゃうのよね。こうやって」
マリィさんの口が乳首を吸い込みました。するとすぐに、あたしは乳首が硬い
ものに挟まれるのを感じたのです。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土