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あなたの燃える手で

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秘密回診


今にして思えば、その翌日目が覚めた時、あたしは昨夜のこと、つまり秘密回診
の記憶を失っていました。
何故でしょうか? 今にして思えば、思い当たるのはあの注射です。あの注射を
打たれてから、体が火照るように熱くなり、敏感になり、そして朝には記憶を失
くしていたのですから……。
そしてその時点では記憶が無いのですから、そんなことを誰かに問いただすとい
うこともありませんでした。


昼寝をタップリしてしまったあたしは、また悶々とした夜を過ごしていました。
そしてラジオの深夜放送が深夜2時を告げる頃、またあの気配を感じたのです。
足音のしないあの人が、この病室に近づいてくる気配を……。
やがてドアノブが回る "カチャ" っていう小さな音。続いてドアを閉じる時の同
じ "カチャ" っていう小さな音。
あたしは反射的に目を閉じて寝たふりをします。するともうあの人の気配は、あ
たしのベッドのすぐ横に来ていました。
そしてまた、タオルケットを捲り上げたのです。
「くるみさぁ~ん。牧野くるみさぁ~ん」
優しくも事務的にも聞こえるあの囁き声。でもあたしは狸寝入りを続けました。
「あらあら、くるみちゃんったら。寝ちゃってるのね。無理もないか。こんな時
間だもんね」
あたしは仕方なく、今起きたフリをしました。
「あっ……」
「あらっ、起こしちゃった? ごめんなさいね、あたしは第一外科の梓野彩香
よ。今夜も秘密回診。わかってるわね。さっ、今日はうつ伏せよ。ほらっ、手伝
ってあげる」
そう言うと先生はあたしをベッドの上で転がすようにし、その器用さにあたしは
あっという間にうつ伏せにされてしまったのです。
「さっ、下を脱いで……」
「えっ? あっ、先生……」
でも先生は、手早くパジャマのズボンを脱がしてしまったのです。いつものよう
に、下着はつけていません。
「まぁ、白くて可愛いお尻ね。それじゃ、ちょっとチクっとしますよぉー」
あたしのお尻に、チクっとした痛みが走りました。
「はい、四つん這いよぉ~」
5針縫ったとはいえ、脚の傷はもう完全に塞がっています。まだギプスの取れな
い両腕に比べれば、遥かに全快に近づいています。だから四つん這いもそれほど
苦しくも痛くも無いのです。
だからあたしは言われるままに、四つん這いになることができました。
「先生、何でこんな、格好……?」
「んん? 今夜はココを診るからよ」
すると先生の両手が、あたしのお尻の穴を左右に拡げるように引っ張りました。
「ほら見えた。綺麗なお尻の可愛いアナル」
「あぁっ、そんなっ、いやっ、先生恥ずかしいですぅ」
「まだよぉ、もっと拡げてあげる」
先生の指先に力が入り、あたしのお尻の穴は更に拡げられました。
「まぁまぁ、ピンク色の粘膜が……。ねぇ、ここの匂い嗅いでもいい?」
「えぇ、いやっ、いやですぅ」
「あらっ、いいじゃない。これも診察よ、し・ん・さ・つ……」
すると先生は、ワザとらしく鼻を鳴らして匂いを嗅ぎ始めたのです。
「ひぃぃ~いやっ、そんなの恥ずかし過ぎますぅ~」
「んん~、匂う匂う、でも安心して、正常の範囲内だから」
「さぁ、今度は中を調べてみましょうか……」
「えっ? 中……?」
骨折で入院してるのにそんなことって、あたしは自分の耳を疑いました。

Comments 1

ファン  

やっぱりレズ特有のねっとりした雰囲気は良いですね!

匂いを嗅ぐ所も最高です!

2017/08/16 (Wed) 20:24 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土