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あなたの燃える手で

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貴婦人とメイド

 13
沙樹の唇の温度がマリアに伝わる。沙樹の舌がマリアの唇をノックした。僅かに開いたマリアの唇から沙樹の舌が滑り込んだ。
「ああぁん・・・」
沙樹の舌は触手のようにマリアの舌に絡みつき、口の中を蹂躙した。
麗子はその様子を沙樹の隣、マリアの腰の辺りに腰掛けて見ている。
長いキスが続いた。柔らかな女の舌が絡み合い、唾液は透明な糸を引き、マリアはそれだけで潤ってくる自分を感じていた。
まずはマリアとのキスを楽しんだ沙樹は、ようやく唇を離した。
「口を開けて」
「えっ?」
「開けなさい。マリア」
麗子が繰り返しマリアに言う。
マリアは言われるままに口を開けた。その頬を麗子の両手が挟むように軽く押さえた。その顔に沙樹が唇を寄せる。
「そうよ・・・ほら・・・」
沙樹は唇を尖らすと、その先からマリアの口の中に自分の唾液をタップリと落とした。糸を引いて熟女の唾液がマリアの口の中に消えてゆく。沙樹の唇が妖しく歪み、そして言った。
「飲みなさい。マリアちゃん。飲んで私の奴隷になりなさい」
「はい。沙樹様」
マリアは言われるままにその暖かな唾液を飲み込んだ。麗子は両手を頬から離すと、マリアの額に掛かった髪の乱れを直しながらつぶやいた。
「いい子ねぇ、マリアは・・・」
沙樹がもう1度唇を寄せる。
「ほらっ、もう1回」
「はい」
今度は舌に乗せた唾液を、舌ごとマリアの口の中へ流し込んだ。唇を重ねたまま更に流し込む。
「んっ、んん・ああぁ」
「まだ飲んじゃだめよ」
沙樹が唇を離すと、それを待っていたように麗子がマリアの唇を塞いだ。そしてタップリと唾液を流し込むと、そのまま唇を離さず、沙樹の唾液と自分の唾液を混ぜるように舌を絡めた。それを沙樹は隣で見つめている。
「んぁぁ、あふぅ」
麗子が唇を離すと沙樹がマリアの頬を掌で押さえた。その上から麗子が手を重ねて押さえた。
「マリア、まだよ、まだ飲んじゃだめよ」
「はい」
口の中に二人の唾液を溜めたまま答えた。
「そのまま口を開けなさい」
麗子が言うとマリアが口を開いた。その中へ麗子が唾液を垂らした。一滴の唾液がマリアの口に落ちた。すると今度は沙樹が唾液を垂らす。二人は交互に唾液を垂らし、やがてマリアの口の中は二人の唾液で満ちていった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土