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あなたの燃える手で

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しろっぷ


校長の野々村志摩は椅子から立ち上がると、生徒会長の白鳥くるみへと向かっ
て歩いた。
「うふふっ、やっぱり、いつ見ても可愛いわねくるみ」
「えっ、あっ、はぁ、ありがとうございます」
くるみは気をつけの姿勢のまま、恥ずかしそうに下を向いた。
「いいのよ、そんなにかしこまらなくて。それよりわかってるわね。なんでこ
こに呼ばれたか……」
「はい」
校長はくるみの肩をポンと叩くと、そのまますれ違うようにドアへと歩き、そ
の鍵を閉めた。
「それじゃ……」
そういうと、踵を返すようにくるみへと向き直った。

校長室は二部屋に分かれている。一部屋目は廊下からのドアがある、今いる部
屋だ。ここは机や本棚など、普段校長が仕事をしている部屋で、この部屋の壁
一枚隔てた隣は職員室になる。
そしてもう一つの部屋、この部屋は廊下からのドアはなく、校長室からしか入
ることができない。
この部屋は以前校長が体を患った際に、体を休めるために増設したと聞いてい
るが、くるみ自身まだその部屋を見たことも、入ったこともなかった。
そして今も、そのドアは開かずの間のように閉まっている。

校長は改めてくるみの正面に立つと、その頭を数回撫でた。
くるみは思わず、しかし自然を装って下を向いた。
「うふふっ、くるみ……」
肩甲骨を超える真っ直ぐな黒髪を、両手で肩へとへと撫でつけると、そのまま
細い肩を掴んだ。
「くるみ……、わかってるわね?」
「はい……。キスですね」
レズである校長は、くるみを呼び出してはキスを迫っていた。もちろん "入試
と生徒会長の立場" という弱みをチラつかせているのはいうまでもない。
くるみは、決まったルーティンのようにその場で目を閉じた。
すると校長は掴んだ肩を引き寄せ、上から被せるように唇を近づけた。
可憐な花びらのような唇に、厚い二枚の肉が重なった。厚い肉の間から、ねっ
とりと唾液の絡まった舌が、二枚の花びらを蹴散らすように伸びる。
「んんっ、んん~」
何気にそれを拒否するくるみ。すると校長は一旦唇を離した。
「あぁどうしたのかしら。今日は時間が早いせいか、いつもより興奮するわ」
確かに試験最終日で、時間はまだ昼前だ。
「くるみ、口を開けて舌を出しなさい」
「えっ……?」
くるみは上を向いたまま、渋々口を半開きにすると、舌を少しだけ出した。
「もっとよ、もっと。口を開けて舌を出すの。前にもしたでしょう。初めてじ
ゃないんだから、早くなさい」
「は、はい……」
くるみは言われた通りに口を開け舌を伸ばした。
「そうよ、可愛い舌ねぇ。いっぱい吸わせてちょうだい」
ブスな、はっきりいって醜いその顔が近づき、自分の舌を吸う。想像しただけ
でもおぞましいことが、目の前で現実に起こっているのだ。
二枚の厚い肉はくるみの舌を深々と挟み込むと、唾液を扱きとるように引っ張
った。
「んん~、美味しいわぁ、もっと、もっとよ、もっとちょうだい」
校長は獲物を逃さんとばかりに、くるみの背中に手を回して抱きしめた。

Comments 2

ファン  

とうとうくるみちゃんがエキスを吸われましたね。

嫌がるくるみちゃんの味と匂いを味わい尽くして欲しいですね!

校長大好き(笑)

2017/01/28 (Sat) 20:08 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
味わい尽くしますか

ファンさんコメントありがとうございます。

いよいよ軌道に乗ってきました。
アリス達のストーリーとくるみと校長のストーリー、
二つのストーリーが同時進行して生きますので、
のんびりお付き合いください。

さてさて、嫌がるくるみをどうしてやりましょうか・・・。

2017/01/29 (Sun) 08:53 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土