2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

嗤うペルソナ

18  最終話
麻里奈が逝くと、トラ、ヒョウ、猫、の3人は客席へと戻った。
すると吉乃がマイクを口に近づけた。
「さぁ、ここまで "ハサミ入れの儀式" "挿入式" とこなしてまいりましたが、
次はいよいよ、皆様のリクエストで決まるリクエストショーでございます」
客席からまた大きな拍手が起こる。
紫苑と朱音が客席を周り、あらかじめ客達に配られていたアンケート用紙を回
収していった。アンケート用紙には、客がそれぞれどんなプレイを見たいかが
書かれている。その中で一番多いプレイが次に行われるのだ。だからこれはあ
る意味投票とも言えた。開票は公正を期すためモニターに全て映される。
全ての開票が終わると、その投票結果が吉乃の口から告げられた。
「それでは発表いたします。今回のリクエストショーは……、浣腸、浣腸とな
りました」
「浣腸? 浣腸って……。ちょっと、あなたたち何考えてるの」
しかしそんな麻里奈の声をかき消すよいうに、客席から拍手が起こった。
「なお僅差で鞭、ロウソクが迫っておりましたが、今回は完調で決まった次第
でございます。特にロウソクでは、犬小屋ほどの檻に入れてみんなで垂らす、
といったアイデアなどもあり、今後の参考にさせていただきます。なお、満里
奈はこのまま分娩台で完調、排泄をさせたいと思います」
「お願い、もうやめて、やめてください」
客席からは、いろいろな声が聞こえてきた。準備が整う間、吉乃はそんな声に
応えていった。
「すぐに出させちゃだめよぉ」
「もちろんでございます。完調液は常に特別な、特製完調液をご用意しており
ます。これは少量でもすぐに便意が高まってまいります。これをたっぷりと注
入し、アナルを完全に封じます。排泄は皆さまのお声を聞いてから……。とい
うのはいかがでございましょう。つまり皆様のお許しがあるまで、満里奈は完
調の苦しみの真っ只中にいる、ということでございます」
「うんと苦しめてぇ」
「そうそう、長時間苦しめて。」
「特製完調液には、媚薬成分もはいっております。この媚薬が腸壁を刺激いた
しまして、苦しくも妖しい背徳感たっぷりの快感を生み出します。この快感は
当然絶頂に至ることはなく、排泄しても残った成分にしばらくは苦しむことに
なるのです」
「そうそう、何回もしてぇ」
「大丈夫でございます。特製完調液は数百リットルのストックがございますの
で、いくらでも、何回でも繰り返し苦しめるコトができます。なお空っぽにな
った腸にこれを入れますと、媚薬成分の効きが一層際立つようです。その際に
はアナルバイブなども併用していくつもりでございます」
そして吉乃の目配せで、紫苑と朱音が準備に取り掛かった。

紫苑と朱音が奥へと姿を消すと、ステージ上には吉乃と麻里奈の2人になっ
た。分娩台の麻里奈は横にいる吉乃を見上げた。
「ねぇ、吉乃さん。騙したのね。私はここで雇ってもらおうと……」
その言葉に、吉乃はマイクのスイッチを切りった。
「あらっ、騙したなんて人聞きの悪い。ちゃんとここで働いてもらってるじゃ
ないの」
「あたし、一体どうなるの……?」
「さぁ、どうなるかしら。それはあなた次第よ麻里奈。決して悪いようにはし
ないわ。むしろあなたは私の好みだから、ペットにしたいくらいよ……」
「でもあたし、女の人となんて」
「大丈夫、すぐに男なんていらない体になるわ」
「本当……? 本当に?」
「本当よ。あたしが女の良さを教えてあげる。毎晩可愛かってあげるわ」
麻里奈の気持ちが、初めて揺らいだ瞬間だっった。



エピローグ
ある夜、麻里奈は吉乃の部屋にいた。
吉乃はベッドで両膝を立てて横たわり、麻里奈はその脚の間で四つん這いにな
っていた。もちろん2人とも服は着ていない。
すると吉乃は立てていた膝を大きく広げて言った。
「さぁ、お舐め麻里奈……」
「はい……」
麻里奈は四つん這いのまま前へ進み出ると、吉乃の股間へと顔を埋めた。
「ゆっくり、優しく舐めるのよ……」
満里奈は指で花びらを開いた。
「いいわよ。大きく開きなさい。そして中を、あぁ、あぁん、そうよ……」
開いた蜜壺の中心を、生暖かい舌がゆっくりと舐め上げた。
「あぁぁ~ん、そう、そうよぉ。上手になったわねぇ。今夜はまず、舌だけで
逝かせてもらおうかしら」
「はい。お姉さま」
「うふふっ、いい子ね。後でいっぱい可愛がってあげましょうね」
「はい、うれしいです。麻里奈のおま○こもアナルも、すべてお姉さまのもの
です」
「そうよ。あなたの体はあたしのもの……。そうそう、来週の13日の金曜日
のパーティーも、また頼むわね」
「はい、お任せ下さい。あのパーティーももう10回目ですから」
「もうそんなになるのね。あぁぁ~ん、そう、そこ、そこよ麻里奈。ちゃんと
私の感じるところ、わかってるのね」
「もちろんです。あぁお姉さまの蜜、とっても美味しい……」
「いいわよ、お舐め、もっともっとお舐め」
麻里奈は吉乃の股間にキスをするように舌を絡めていった。


ーENDー


Comments 2

レズ好き  

一気読みしてしまいました!

続編なんかは無いですかね?ペルソナ達に舐めまわされる所とか見て見たいです!

2017/01/12 (Thu) 01:14 | EDIT | REPLY |   
蛍月  

レズ好きさん、コメントありがとうございます。

ペルソナ続編考えてみます。
今回は超長編の連載が始まってしまいましたので、
まずはこれを片付けてからということになります。
何かリクエスト的なものがあれば、(具体的なキャラなど)
できる限り答えてゆきたいと思いますので、なんなりと・・・。

2017/01/15 (Sun) 15:18 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土