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あなたの燃える手で

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九尾の猫達

24
どれくらいの時間が経ったのだろう。ふと時計を見れば、さすがもう残り一時
間を切っている。あと一焦らししたらそろそろ逝かそうか……。
月子は息も絶え絶えのリリを見て思った。

「さぁ、そろそろトドメを刺してあげましょうか。ねぇ、リリ」
「はっ、はい。お願い致します。トドメを、私にトドメを刺してください」
「そう。じゃあそうして、あ・げ・る」
しかし月子は今まで通り、二匹の毛虫でリリをチクチクといたぶっていく。
「あぁっ、ひぃぃ~、はっ、早く、早くトドメを……」
「えぇ~、刺すわよ。でも簡単にはねぇ~。ほぉ~らっ、あぁーここだ」
「あぁっ,そこぉ。逝くぅ、逝くぅ、あぁ逝くぅぅ~」
「あぁー逝きそうねぇ、ほぉ~らっ、ほぉ~らっ逝っちゃう」
「逝くぅ、逝く逝くっ、あぁ逝くっ、逝くっ、あぁっだめっ,逝かせてっ」
「ほらっ,逝けそうだったのに。ほらっ、ここ、ほらほらっ……」
「あぁっ、あぁいぃ、そこっ、そうっ、そうそうっ、あぁいぃ~、逝くぅぅ」
「ほぉ~らっ、ほぉ~らっ逝っちゃう。ほぉ~らっ」
「いっ、逝くぅぅ~、逝く逝く逝くぅぅ~。あぁっ,だめっ,やめないで」
「んん? どうしたのぉ? こことここを毛虫の毛で、ほぉ~らっ……」
「あぁ~だめぇ~、また、また逝きそうぅ~、あぁ逝くぅ,逝くぅ、あぁぁ~
だめっ、逝くっ、逝く逝くっ、あぁぁ~逝っちゃうぅ~」
「今度は、逝けるかしらぁ? 逝けるといいわねぇ~、ほぉ~らっ」
リリは全身で四肢を縛る縄を引っ張り、可能な限り仰け反り、そして來たる絶
頂を予期するように、断続的な痙攣が始まっていた。
「逝くぅ、逝く逝くっ、逝く逝くっ、逝くぅぅ~、あぁ嫌っ、だめっ、そのま
ま、そのまま、あぁ逝くっ、逝く逝くっ、逝くっ、あぁ逝き、ま……」
「んん~、あぁーここで焦らされたら、辛いわよねぇ~」
「嫌っ、そんなっ、ここまできて……、逝かせてっ、お願い逝かせてっ」
「うふふふっ、どうしようかしらぁ~? んん? ほらほらっ」
「あぁぁ~お願い、お願いですから、もう、もう逝かせてください。あぁ,逝
くっ,逝く逝くっ、あぁぁ逝くぅぅ~」
「あぁー逝きそうねぇ~。ほぉ~らっ、ほぉ~らもうチョットで……」
「ひぃぃ~、ひぃぃ~逝くぅぅ~、あぁぁいいぃぃ~」
「ほぉ~らっ、逝きなさい、逝きなさいリリ。思いっきり逝きなさい」
「は、はい。はい。ありがとうございます。あぁ逝くっ、逝きますぅ~。あぁ
ぁ~逝くっ、逝く逝くっ、ひぃぃ~,逝くぅぅ~、逝くぅぅぅ~」
リリは縛られた四肢を精一杯震わせ、まるで命をすり減らすように声を上げる
とガクンと脱力し、暫し沈黙の中にいた。


リリが部屋を出て暫くすると、月子のスマホが着信を告げた。ディスプレイに
は、瞳ママの名前が映し出されていた。
「如何でしたか? リリは……」
「とってもイヤラシくて敏感で、思ったより楽しめたわ」
「それはよろしゅうございました。リリも是非また月子様に責められたいと、
そう申しておりましたわ」
「まぁ、お上手ねぇ。でもホントに、またじっくり虐めてやりたい。そんな気
にさせる人だったわ」
「ありがとうございます。それを聞いたらリリも喜びますわ」
「うふふっ」
「それでは月子様。またのお電話お待ちしております」
「えぇ、また近いうちにお願いするわ」
「本日は本当にありがとうございました」
その言い方は、電話の向こうで深々の頭をさげる彼女が見えるようだった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土