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あなたの燃える手で

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九尾の猫達


「さっ、入って……」
月子はミミを寝室に入れると、自分はベッドに腰掛けた。
「初めまして月子様。ミミと申します」
そう言って月子に向かってペコリと頭を下げた娘は、嫌味のない美人だった。
確かに運動は苦手そうだし、真面目な優等生タイプという感じもする。童顔美
人で色白で、笑顔がキュート。すべてママの言った通りの娘だ。

「いいのよ、そんなにかしこまらないで。もっと楽にして」
「あっ、はい……。ありがとうございます」
しかし、肩に力の入った感は否めない。
「あなた、二十歳なんですって」
「はい……」
「いいわねぇ、若いって……」
月子はミミの片手を握ると、その手の甲を撫でさすった。
「この肌の張りといい艶といい、羨ましいわぁ」
ミミはちょっと戸惑っている感じだった。童顔を俯け、恥ずかしがっているよ
うにも見えるが、それがまた可愛い。
「そんなこと、月子様だってとってもお綺麗です」
「まっ、そんなこと言って。上手ねぇ」
「いっ、いえっ……、そんなっ……」
「うふふっ。さっ、こっちへいらっしゃい……」
月子は改めてミミをベッドへと手招いた。そして自分の右側に座らせた。月子
が一度座り直すと、並んでベッドに座る二人の太ももが密着した。
「うふふっ、可愛いわねミミちゃん」
「あっ、ありがとうございます……」
「でもあなた、そんな可愛い顔してある願望があるんですって」
「えっ……? 願望、ですか……?」
「そうよ。ママからチラッと聞いたわよ。なんでも変わった願望があるって」
実際はしっかり聞いている月子だが、本人の口から言わせたい。
「えぇ? 変わった願望ですか? あたし……、が……?」
「ママは無理やりナントカって、言ってた気がするけど……」
「あっ、はい」
ミミはここでようやく思い当たったようだ。
「ねぇ、教えて、どんな願望なの」
「えぇー、でも恥ずかしいですぅ~」
またミミが俯いて恥ずかしがった。それが月子にはたまらなく可愛く見える。
もっとこの顔が見たい。そうだ、もっと、もっともっと恥ずかしがらせたい。
絶対本人の口から言わせてやる。
「ねぇミミちゃん。教えて、あなたどんな願望を持ってるの?」
「えぇ~、でもぉ~」
「あらっ、いいじゃない。ここだけの話なんだから」
「そうですけどぉ」
「ホラッ、早く」
「あのぉ~。私の願望っていうのは……、そのぉ、レイプ……、願望ですぅ」
彼女が俯いているからか、"願望" の部分は聞こえたが、その前の肝心なところ
が小声過ぎて聞こえない。
「えっ、なぁ~に? なに願望って言ったの?」
「レイプ願望です」
今度は聞こえた。しかしそれでも月子は聞こえないフリをする。
「もっとちゃんと、俯かないで、私の顔を見て言って」
ミミは意を決したように顔を上げ、つぶらな瞳で月子を見た。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土