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あなたの燃える手で

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深夜バス


あたしの乳首を摘んだ指先の行為は、 "摘む" から "抓る" に変わっていった。
当然痛みは増していく。しかしそれはあたしにとって、快感を高めていくこと
と同義だった。
「まぁ、結衣ちゃん。摘まれてて感じるの? うふふっ」
「はっ、はい。あぁ~、強くされるとどんどん……」
「そう、それじゃもっと強くしてあげましょうねぇ、ほらっ、どう?」
力は更に強くなり、あたしの乳首は彼女の指の間でかなり平たくなっている。
「あぁっ、あぁ~、あぁいいぃ~」
「んん~、ほぉ~らっもっと、もっとよぉ~」
力は更に増し、乳首は相当な強さで押しつぶされている。
「んん? 感じるのぉ。そうだ、爪を立ててあげる」
とうとう彼女は気がついた。爪で挟む。それこそが鋭い快感を生み、あたしに
とって一番効果的な責め方なのだ。
「結衣ちゃん、腕を後ろに回して……」
あたしは言われるままに、両手を腰の後ろに回した。彼女があたしの肩を軽く
押すと、両手は背もたれと自分の体に挟まれた。
「そのまま、抜いちゃだめよ」
「はい……」
あたしはもう、ごく自然に彼女の言いつけを守るようになっていた。それはも
ちろん嫌々ではなく、むしろ自ら進んでそうしているのだ。だから抜こうと思
えば抜けるこの腕も、決して抜くことはないだろう。
あたしはこんなことを、こんな仕打ちを受けたかったのだ。それが今こうされ
てよくわかる。今まで妄想の中の出来事でしかなかったことが、今まさに現実
に、進行形で行われている。。そう思うだけで、あたしの体は熱く疼いていく
のだ。しかしそれがなぜこんなバスの中なのか、それだけが悔やまれる。

あたしは胸に迫る彼女の爪を見た。可愛い桜色に照光るそれは少しだけ伸びて
おり、挟まれれば十分効果があるだけの長さはありそうだ。
みどりさんはあたしの口のハンカチを詰めなおすと、今まで乳首を摘んでいた
指先を、爪の先に変えた。しかしその方が摘みやすいのか、人差し指を中指に
変えた。
これで準備万端。4つの爪が両乳首にセットされたわけだ。
「うふふっ、いくわよ、結衣ちゃん……」
そう言うと、彼女はたまた指先、いや爪先に少しずつ力を加えていった。
「んんっ、んぁっ、んんぁ~ん」
モゴモゴとしたあたしの声をよそに、みどりさんの指の感覚は機械的に狭まっ
ていく。
「んふふっ、ど~ぉ~? 痛いぃ?」
「ふぁい」
「それとも気持ちいいのぉ?」
「ふぁ、ふぁい。ひぃもひぃひーへふぅ」
「そう、気持ちいいのぉ」
「ふぁ、ふぁい」
「それじゃもっと痛くしてあげましょうか。ねっ、結衣ちゃん」
「ふへぇ……」
「ほぉ~らっ、爪をしっかり食い込ませて」
「ふぅい~、ふぅいぃ~」
痛みが数段階上がり、あたしの乳首は今まで以上の痛みと快感に襲われた。
それは背もたれがなければ、後ろの仰け反っていただろう。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土