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あなたの燃える手で

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深夜バス


彼女があたしの顎をクイッと持ち上げた。
「あたしがいっぱい可愛がってあげる」
あたしが黙って頷くと、みどりさんの唇がまた近づいた。
今度はさっきと違い、強引に唇を押し付けてくるキスだ。そしてそのまま舌を
あたしの口にねじ込んできた。しかもその舌は蛇のように長く、ヌルヌルとあ
あたしの口に潜り込んでくる。
「んんっ、んぐぅ……」
「どう? あたしの舌。長いでしょう。ほらっ」
赤い蛇がまたあたしの口に侵入した。それは喉の奥まで届いているかのよう
な、そんな気がするほどに長い。
「あっ、本当に……、長い……」
あたしは半ば息を切らしながら言った。
「そうでしょう」
そして赤い蛇はあたしの舌に絡まり、上あごや歯茎をくまなく舐めまわした。
そんなキスは初めてで、世の中にこんなキスがあるのかと、あたしにとっては
ちょっとした驚きだった。しかもキスはそれで終わらず、今度はあたしの舌が
みどりさんの口の中へと吸い込まれたのだ。どうして、いつのは間にかあたし
は自分から舌を……。
彼女は口の中であたしの舌をチロチロと舐めたり、舌ごと唾液を吸い上げるよ
うにした。それはまるで子犬が乳を吸っているところを想像させる。
そして2枚の舌lは時に "チュパッ" という音を立てた。その度にあたし達は凍
りついたように動きが止まった。でもそれはほんの一瞬ことで、すぐにまたキ
スは再開した。

あたし達はいつの間にかシートの上で向き合っていた。唇を重ねたまま彼女の
両手がゆっくりとあたしの背中に回りると、あたしの両手も彼女の背中に回っ
ていった。
「キスだけていいの? 結衣」
「えっ?」
「キスだけじゃ物足りないでしょう。せっかくのチャンスなのに」
「えっ、でも、こんな……」
「こんな? こんなバスの中じゃって意味?」
「えぇ……」
「大丈夫よ。コッソリやれば……。見つかりゃしないわ」
そういうみどりさんの両手はあたしの胸を柔らかく鷲掴みにしている。その指
にだんだん力が入り、そして一気に抜ける。
「あぁん……」
「ほらっ、脱がしてあげる」
みどりさんはセーターを脱がせると、そのままシャツのボタンを外しにかかっ
た。その一連の流れはとてもスムーズで、彼女はあっという間にあたしのシャ
ツを肌けると、そのままブラを外すために背中に両手を回した。そしてホック
を外しながらキスをした。
結局あたしはみるみる服を脱がされ、上半身裸になってしまったのだ。車内は
エアコンが強力に効いている為、寒さは感じなかった。
「うふふっ、思ったより大きいのね。結衣は着痩せするタイプなのね」
「そうかも……」
「乳首もピンクで可愛いわ。それにとっても敏感そう」
「えぇ……」
「食べてもいい?」
「はい」
あたしの顔を見て、みどりさんが妖しく微笑んだ。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土