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あなたの燃える手で

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感悶寺 奥の院


夢天は蔵を後にすると、宿坊にもどった。宿坊とは僧侶や参拝者のために作ら
れた宿泊施設のことだ。夢天や他の二人の尼僧も各自個室を持ち、そこで寝起
きをしている。
夢天は自室に入ると扉を閉めた。帯を解き、袈裟から腕を抜くと、そのまま袈
裟を帯を一緒に畳の上にストンと落とした。元より下着を着けていない。つま
り彼女はそれだけで全裸になった。そして最後に頭巾を取る。すると腰まであ
る真っ直ぐな黒髪が、背中にハラリと降り掛かった。
ここの宿坊に鍵は付いていない。しかし彼女の部屋にノックも無しに入って来
るものがいるはずもない。

美鈴よりも年上の夢天は、四十路の坂をもう半ばまで昇っている。
しかし体の線は僅かに弛みを見せ始めた程度だ。大きな二つの乳房もまだ十分
な張りがある。
夢天はそんな乳房を両手で下から掴んだ。
「あぁっ、あぁぁ~」
長く熱い溜息が口から漏れる。
外では相変わらず、蝉の声が騒がしい。それは窓ガラスを震わすようだった。
「よく鳴きますねぇ……。でもあの美鈴さんという人。あの人もよく鳴きそう
ねぇ。いいえ、タップリと鳴かすてやらなくては」
そのまま乳首を指先で摘むと、ゆっくりと引っ張った。すると大きな乳首が、
驚くほど長く延ばされていく。
「こうやって、嫌と言うほど責め抜いてね……。うふふふっ」

夢天の中で妄想が拡がる。彼女は座布団の上に腰を下ろし、壁により掛かって
脚を開いた。
自身の体は美鈴の体となり、その体を自ら責め始めたのだ。
夢天は伸ばした乳首を更に引っ張る。
「ほらっ、どうですか? 痛いですか? 美鈴さん」
(あぁぁ~、い、痛い、痛いです夢天さん)
「ふふふっ、そうですか。それじゃもっと痛くして上げましょうねぇ」
夢天は自分の乳首を、親指と中指で摘んだ。しかし今度は爪を立てている。
「ほらっ、お前の乳首を噛んであげる……。ふふふっ」
指に徐々に力を入れると、爪がキリキリと食い込んでくる。
(はぁぁ、痛い、痛いです。夢天さん)
「 "さん" じゃないでしょう。夢天 "様" でしょう」
(はい、すみません夢天様。あぁぁ~痛い、痛い。どうか、どうかお赦しを)
「だめですよ。そんなコトも判らない愚かなお前には、タップリとお仕置きを
して、体で分からせてやらねばなりません。ほぉ~らっ、もっと強く噛みます
よ。ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっ」
(ひぃぃ~、痛いっ、痛いですぅぅ~。早く、早く離してください)
「まだです。ほらっ、ほぉ~らっ痛い。ジックリとこの痛みを味わいなさい」
妄想の中で、夢天は美鈴の乳首を更に噛み込んだ。


蔵に1人でいると、まるで時が止まったようでした。表の蝉の声が届くのが、
せめてもの救いです。
「修業に必要ないとはいえ、せめてラジオくらいあれば……。でもここにいる
間だけでも我慢しなきゃね。そうだ問診票……」
あたしは机に座ると、夢天さんの言っていた問診票を手に取りました。そこに
は現在の症状、オナニーの頻度、妄想してしまうプレイや、女性に興味がある
か? という項目もありました。そして問診票に記入を始めました。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土