2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

白い魔女 5

14
「あぁ~、だめっ逝っちゃうっ……、あぁ~、あぁ逝くっ、逝くっ……」
分娩台に縛られた栞は、完全に御堂のオモチャになっていた。
「あらあら、また逝きそうになんですかぁ?」
口ではそう言いながらも、指先は的確に栞の快感スポットを責め立てている。
「あぁ逝くっ、あぁ、あぁぁ~逝っちゃいますぅ、あぁ~婦長さぁ~ん」
「だめよ……」
悶える栞に、御堂は冷たく言い放った。
「でもホントに、ホントに逝っちゃう、あぁぁ~逝くぅぅ~」
「そんなコトあたしが絶対赦しませんよ」
「あぁぁ~、逝く、逝く、逝くぅぅぅ~、あぁぁ~逝く逝く逝くぅぅ~」

しかしその瞬間、御堂の指先がピタリと止まった。そのタイミングは、まさに
逝ったと錯覚すら憶えるほどギリギリで、その為に栞の待ち望んだ絶頂は、目
の前で霧散してしまった。
そして次の瞬間には、再び絶頂へと向かって指先が責め嬲り始めるのだ。

「ひぃぃ~、いやぁぁ~、逝かせてっ、逝かせてぇぇ~」
「栞さんはいつもそういう顔して逝くんですかぁ?」
「いやっ、見ないで……」
「そう言われてもぉ……、ねぇ~」
「ひぃぃ~、逝くっ、逝く逝く逝くぅぅ~」
「ほらっ、その顔……。とってもスケベな顔になってますよ」
「いやっ、見ないでっ、お願い見ないでぇ~」
「うふふっ、またそんなに締め付けて……。ホントに逝きそうなんですねぇ」
「ホントに、ホントに逝きそうなの、だから逝かせてっ、お願い、お願いぃ」
「だ・か・ら。だぁ~めって、言ってるじゃありませんか」
「そんなっ、そんなっ、お願い、お願いします婦長さん」
「どんなにお願いされてもねぇ、コレばっかりはそうはいきませんよぉ。それ
にまだまだ、この治療は続くんですからぁ」
「じゃ1度……、1度でいいから逝かせて下さい」
「だめです。ほらっ、そんなコトより、お薬しっかり塗り込んでいきますよ。
こうやってほらっ、またクリクリですよぉ~、ほぉ~らっ、ほらほらっ」
「ひぃぃ~、だめっ、だめだめ、あぁ逝くっ、逝っちゃう、逝っちゃうぅ~」
「ホントに気持ちよさそうですねぇ、栞さん」
「あぁぁ~逝くっ、逝く逝く逝くぅぅ~、あぁ逝っちゃうぅぅ~」
「だめですよぉ~」
「あぁそんなっ、逝かせてっ、あぁ逝くっ逝かせてぇぇ~」
「だぁ~めっ……」
「お願い、お願いだから逝かせてっ、逝かせて下さいぃ~」
「だ・め・で・す」
「あぁ~そんなっ、逝かせてっ、あぁ逝くっ、逝くっ、逝くぅぅ~」
「まだまだ……、ずぅ~っとこのままですよぉ」
「逝くっ、逝くっ、ホントに逝く、あぁ逝くっ、逝く逝く逝っちゃうぅ~」
「そうはいきませんよ。そういえば、そろそろ院長がお見えになる頃ねぇ」
「えっ? 院長?」
「そうですよ、夢の森病院の院長、如月真弓院長ですよ」
「……」
「あらっ、言ってませんでした? 栞さんの検査入院は、スケジュールの関係
で、あたしと院長の担当になりましたから」

その頃、院長室では真弓が立ち上がり、御堂達のいる部屋へと歩きはじめた。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土