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あなたの燃える手で

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白い魔女 5

15
「院長が、来るんですか?」
「えぇ……、そうですよ」
「でも……、あたし……」
栞は改めて自分の恥毛が剃られていることを思い出した。
「恥ずかしいですか?」
「は、はい……、」
「裸だから? それともココの毛を剃られちゃってるから」
「両方……、です」
「大丈夫ですよ。院長も女性ですから」
「あっ、そうなんですか」
「だから剃毛されていても、少しも恥ずかしがるコトないんですよ」
「は、はい……」
「でも診察ですから、見られちゃいますけどね」
「えっ?」
「それはしょうがないでしょう。患部がココである以上、拡げたり、覗き込ま
れたり……。奥の奥までよぉ~く見せて貰わないと……、ねぇ~」
そんな御堂の顔には、酷薄な笑みが浮かんでいる。
「は、はい……」
その時、部屋のドアが2度ノックされた。


ノックの主は、返事も聞かずにドアを開くと、スタスタと軽快な足取りで栞の
元へとやって来た。
「こんんちは、双葉 栞さん。この病院の院長をしております如月真弓といい
ます。今回あなたの担当医となりましたので、よろしくお願いします」
「こ、こんにちは……。よろしくお願いします」
大股開きの両脚をこっちに向け、しかもその股間は剃毛されて毛がない。しか
もよく見れば、御堂がそれなりに楽しんだのだろう。彼女のアソコはかなり濡
れているようだ。そんな濡れた股間を晒しながら挨拶をする彼女に、真弓は内
心クスッと嗤ってしまった。
その時、御堂が真弓に近づき、彼女のカルテを渡した。
しかしそんなカルテなど、形式的な一種の儀式のようなモノだ。栞がこの病院
に来る前から、どんなことをして楽しむかはとっくに相談してある。
真弓はそれに一通り目を通すフリをすると、それを御堂に返した。
「院長、実は新たに中にも発疹が見つかりまして……」
「あらっ……そうなの。それで、薬は?」
「はい、今塗っている最中です」
「そう、しっかり塗り込んでね」
「えぇ、念入り塗り込んでいます。ねぇ、栞さん」
「は、はい……」
栞のその返事とその顔に、真弓は大体の想像がついた。彼女はまだ逝かされて
いない。まぁ御堂だったら当然だろう。あの焦らし好きが、こんな恰好の獲物
をそう簡単に逝かせるわけがない。
そして御堂からのアイコンタクトがあった。その目は "院長もどうぞ" と言っ
ている。
「それじゃ、とりあえず触診してみようかしら……」
「はい、どうぞ院長」
御堂は分娩台の前の椅子を、真弓に譲るように横に動いた。
「それじゃ、診てみましょうか……」
真弓は栞の真正面から、花びらへと両手を伸ばした。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土