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あなたの燃える手で

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怪盗ムーンライト


「カミングアウト? 円香」
「うん。別に恥ずかしいとかおもってないよ、あたし」
「そうね、それじゃあたしもカミングアウトするわ」
「小夜もそうだと思ってた」
「そうよ。あたしも女しか愛せない。でもどうして分かったの?」
「だって、小夜があたしを見る目。肉食獣みたいだったもの」
「あら、羊の皮を被ってたつもりだったのに」
「それって "羊の皮を被った狼" のこと? イソップの……」
「ううん、イソップとはちょっと違うけど。今度教えてあげる」
「それじゃ今は、何を教えてくれるの?」
「もう、分かってるクセに……」
小夜は円香に唇を寄せるとキスをした。彼女の髪からフワリと、甘い石鹸の香
りが立ち昇った。
円香の可愛い舌が、小夜の舌とネットリと絡まった。

円香の体はサーカスで鍛えられたせいか筋肉質だ。どちらかというと女らしい
柔らかさは少ないかもしれない。しかしそんなことはどうでもいい。
国籍も生い立ちも今の境遇も、そして彼女が今日しでかしたことも。自分がど
うこう言えるだろうか? 世間を騒がす怪盗である自分が……。
それどころか小夜は、自分に全てを打ち明けてくれた円香に、よりいっそうの
親近感を憶えていた。

それは長いキスから始まった。
唇が離れると小夜は、キスを繰り替えしながら円香の首筋を鎖骨へと降りた。
円香は小夜から借りた寝間着替わりのシャツを着ているが、そのボタンをキス
をしながら外していく。やがて全てのボタンを外すと、シャツを大きくはだけ
させた。するとそこに着痩せして見えた、豊かな円香の乳房が表れた。
その先にはピンクの乳首がチョコンと付いている。
「可愛い……」
小夜は舌先でその可愛い乳首をチロチロと舐めた。すると乳首はムクムクと大
きくなり、やがて硬くシコり起つとツンと上を向いた。
「あぁん」
「乳首、感じるの?」
「うん」
「そう、それじゃコッチも……」
小夜は反対側の乳首を口に含むと、吸いながら口の中でそれを転がした。
「あぁ、あぁぁ~ん……」
吸いながら反対の乳首を摘み、指先で弄ぶようにコリコリと挟み付けた。
そして乳首を前歯で甘噛みする。
「あぁ~、あぁ、いいぃ。あぁぁ~ん」
「白くて綺麗な肌ね。体中舐め回してあげましょうか」
「あぁぁ~ん、そんなことされたら、おかしくなっちゃうわ」
「まぁ、素直におかしくなりたいって言ったら……」
小夜の舌は乳首から鎖骨、鎖骨から首筋へと上り、また円香の唇に重なった。
唇が離れ、改めて円香を熱く見つめ、そしてもう1度キスをした。
小夜は体重を円香に預けるように重なった。2人の胸が潰れ、恥毛と恥毛が重
なった。
「体中スベスベね」
「小夜だって……」
「まさか、もう濡れてる?」
「えっ?」
「調べさせてもらうわよ」
「もう、小夜ったらぁ~」
小夜は体を少し左にズラし、右手を円香の股間へと伸ばした。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土