2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

ざくろ荘物語

28
「ねぇ、桃子ちゃん。今度3人で楽しまない?」
「3人で……」
「そう、すみれちゃんも呼んで3人で」
「でも、そんなコト」
「あらどうして、平等に付き合うって逝ったのは桃子ちゃんでしょう」
「そうですけど……」
「だったら抜け駆けはなし」
「はぁ……」
「その代わり、あたしとすみれちゃんで、もっと気持ち良くしてあげる」
「えっ? もっと気持ち良く?」
「そうよぉ、だって2人なら、一人でできあいコトだって出来るし」
「例えば?」
「ココをクリクリしながら両乳首を舐めらたり、キスをしながらアソコを舐め
られたり、2人で強引に押さえつけて、レイプごっこなんてどう?」
「ナルホド……。なんだか面白そう……」
「快感だって2倍。ううんもっと気持ちかも、3倍も4倍も」
「そうかも……」
「ねっ? だから今度3人で……。いいでしょう? 桃子ちゃん」
「はい、そうしましょう」
「うふっ。じゃあすみれちゃんにも言っておくわね」
「はい……」
「じゃ、承諾してくれたお礼に、今日は逝かせてあげるわ」
「は、はい、逝かせてください……」

林檎は指先を小刻みに動かし、桃子のスポットを一気に責め立てた。
「はぁぁ~逝くっ、逝く逝く逝っちゃうぅぅ~」
「逝きなさい、ココから見ててあげる。桃子ちゃんの顔」
「いやっ、恥ずかしい」
「その顔も声も、全部見てるわよぉ~」
「いやぁ、そんなの恥ずかしいですぅ」
「でももう我慢できないでしょう? ほらっ、こうされたらスグ逝っちゃう」
指先に僅かな力が加わる。その微妙な力加減が、桃子を絶頂へと誘うのだ。
「はぁぁ~、逝くっ、ホントに逝くっ、ホントに逝くぅぅ」
「見てるわよぉ、見てるわよぉ。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ逝っちゃう」
林檎は意地悪く桃をまた真上から見た。その視線は桃子の目を貫いている。
そしてトドメを刺さんばかりに、林檎の指先が加速した。
「ほらっ、逝きなさい、ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっ」
「あぁ感じるっ、逝っちゃうっ逝っちゃうぅ~」
「んん~、可愛いわねぇ、ほぉ~らっ、もう我慢できない」
「ひぃぃ~、逝っちゃう逝っちゃうぅ~、あぁぁ逝くぅぅ~、ひぃぃぃ~」
桃子の腰がスッと持ち上がり、一瞬の静止の後ストンと落ちた。
そして荒い呼吸が繰り返される唇に、林檎の唇が重なった。
そして2人は時間を掛けて舌を絡め合った。


それから数日後、3人はアマデウスにいた。
それは林檎がセッティングしたものであり、両者とも納得済みだった。
3人の前には既にコーヒーとモンブランが置かれている。
しかしすみれと桃子の間には、なんとなく重い空気が漂っていた。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土