【34】梓先生はリングの付いた黒いパイプを床に置くと、佐智枝さんの両足首に皮の足枷を付けました。足枷にも同じようなリングが付いています。そしてクレーンを少し下ろしました。すると佐智枝さんの足が床にベッタリと付きます。そこをすかさず水と花の仮面が、両脚を持って左右に広げました。「あっ、いやっ……」タイミング良く梓先生がパイプを脚の間に入れると、2人は足枷のリングとパイプのリングを繋げたのです。佐智枝さ...