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あなたの燃える手で

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アリスの魔法





アリス魔法





PROLOGUE:
あたしがこの力を使えるようになったのは、別に修行をしたわけでも練習をし
たワケでもない。もちろん何処かに売っているものでもなければ、誰かにプレ
ゼントされたワケでもない。
ある日突然、本当にある日突然出来るようになった。
だって本当にそうなんだもん。それにそういう言い方が、今のあたしには一番
シックリ来る。
でもこの力のことは誰にも秘密。
だってその方が、色々と面白そうだから……。



『夢の森女子学園大学附属高校』通称夢高があたしの通う高校。
あたしは3年生でテニス部。残念ながらキャプテンじゃないけど……。
春にはまだチョット早いこの時期、夕方5時には練習が終わる。他の高校は
もっと遅くまで頑張ってると思う。だからいつもあたしは2回戦負けなんだ。
そして今日も練習が終わり、教室に忘れ物を取りに戻ったあたしは、みんなと
も一緒に帰れずに、1人 "夢の森行き" のバスに揺られていた。

そういえばさっき下駄箱で、保健室の先生……、えぇっと栗山……桃華って
いったっけ? とにかく保健室の先生があたしに近づいてきて、きっと先生は
忘れ物を取りに戻ったあたしが、この時間まで教室に残っていたと思ったんだ
ろうけど、それともあたしが何か悩んでると思ったのか、急にあたしに声を掛
けてきた。
「有沢さん? 有沢アリス……さん、でしょう?」
「はい……」
「どうしたの? こんな時間まで。何かあったら、保健室にいらっしゃい」
なんていってた。
アレってなんだったんだろう? 意味わかんないし。保健室なんて怪我でもし
なきゃ行かないもんね。
それとも何か面白いコトでもあるのかな?
まっ、それはそうと、バスの中でヒマを持てあましていたあたしは、あの力を
始めて家の外で試してみるコトにした。
それはもう内心ドキドキだけど。大丈夫きっと出来る。必死にそう自分に言い
聞かせた。
だってもし失敗しても、あたしがやったとはバレないハズだから……。

今あたしは、バスの一番後ろの右端の席に座っている。ココってバスの乗客の
様子が一番わかりやすい席だ。
バスには夢高の生徒や、夢高の隣に併設されている『夢の森女子学園大学』こ
こは通称夢女っていうんだけど、そこの女子大生なんかが乗っている。
混み方としてはそれほどでもない、席は全部埋まっているけど、立っている人
は10人程だ。朝のバスに比べればガラガラって感じ。
あたしはその乗客の中から、大人しそうな顔をした女子大生を選んだ。
短いスカートに春を思わせる緑のセーター。肩より少し長い黒い髪が、バスと
一緒に背中で揺れている。
冬に逆戻りしたような今日。彼女はセーターの上にコートを羽織っている。つ
まり結構厚着ってコト。
でもあたしにはその方が都合がいい。
だって……、まっ、それは今言わなくてもスグに判るか。

標的にした彼女は結構胸が大きいようで、コートの上からでもその膨らみが
ハッキリとわかる。
あたしはその膨らみの先端を見つめると、念というか気というか、そんなもの
を送った。もちろん先端というのは服の下の乳首のコトだ。

家ではいつもウマくいっている。今まで何度も自分の体で試してきた。
まず第1段階は、こうやって念じながら心の中でソレを思い浮かべる。
そして第2段階は思い浮かべたモノを動かす。
最近は、自分の乳首を触らずに摘むコトだって出来た。
何も触っていないのに、自分の乳首が指で摘まれたように潰れているのを、あ
たしは実際に見ている。
今ソレを、あたしは彼女で試そうとしているのだ。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土