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あなたの燃える手で

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クリスマスの夜に


EPISODE:3
 『貴婦人とメイド』より


12月25日。クリスマスの朝、マリアはいつもの時間に目を覚ますと,髪に手櫛を通しながら白いノートPCの電源ボタンを押した。
部屋の隅にある姿見に、机の前に座るマリアの後ろ姿が映っている。
PCが立ち上がると、画面の下にあるカレンダーのアイコンをクリックして、いつものように麗子の予定をチェックした。
「昨日は取引先のパーティーで、今夜もパーティーかぁ。いいなぁ、麗子様。パーティーばっかりで……。あたしもパーティーしたいなぁ。プレゼント貰ったり上げたり……、いいなぁ~」
「マリア! マリア! 起きてるの?」
ドアの向こうで、麗子の忙しない声が聞こえた。


麗子は大手エステ会社の社長。その家は「夢の森」の住宅地の中でも、一際大きな豪邸として有名だった。マリアはその豪邸でメイドとして働いている。

麗子の声に、マリアは部屋のドアを開けた。
そこには着替えを済ませた麗子が立っていた。
「もう、今朝はいつもより早く出るって言ったでしょう」
「あっ! すみません麗子様。すぐに朝食作ります」
「本当にマリアったら、帰ったらお仕置きしますからね」
「はい、麗子様」

その夜、麗子の帰宅は予想外に早いものだった。
「お帰りなさいませ、麗子様。今夜はパーティーじゃ」
「挨拶だけ済ませて、早々に切り上げて帰って来ちゃったわ……、どうぞ」
「……?」
ドアの影から、もう一人の人物が姿を見せた。
「こんばんは、マリアちゃん」
「あっ! 良子さん……。こんばんは」
良子は「夢の森駅」の商店街にあるカフェ、「アマデウス」のママをしている。この「アマデウス」は、麗子もマリアをよくお茶をする所だった。
この店でバイトをしている「響子」はマリアの友達だった。
マリアは笑顔で挨拶をすると、良子を中へ誘った。
「あのぅ響子は……、一緒じゃないんですか?」
「あぁ、響子ちゃん。今頃何をしているんだか。今日はいつもより1時間早く上がったのよ」
「そうですか……」
「マリア、夕食は済ませたから、今夜はいいわ」
「はい、わかりました。何かお飲み物は……」
「そうね、この間頂いたワインを、あれを頂戴。あなたも一緒よ、マリア」
それは広告代理店「ソフィア」から届いたロゼワインだった。
居間のソファで寛ぐ二人の前にグラスを置くと、マリアはワインを注いだ。
「これね、秋に発売した口紅の広告を依頼した所からの頂き物なんだけど」
「あらっ、マリアルージュでしょ? 響子ちゃんも使ってたわよ」
「本当? 嬉しいわぁ。よろしく言っておいてね。響子ちゃんに」
「あっ、ソレ。あたしも今使ってます」
二人の向かいに立っているマリアが、ピンク色の唇を突き出して見せた。
「うふっ、マリアちゃん。よく似合ってるわよ、その色」
「ありがとうございます」
「良かったら一緒にどう。こっちに来て飲みましょう。せっかくのクリスマスなんだし。ねっ? いいでしょう? 麗子さん」
「ええ、いいわよ。いらっしゃいマリア。ここよ」
そう言って麗子は良子との間にスペースを空けた。
「いいんですか? ここで……」
「いいから、早くいらっしゃい。」
マリアグラスを持つと、二人の真ん中にを腰を下ろした。
麗子がマリアとの隙間を詰めるように体を密着させると、良子もマリアにピッタリと寄り添った。


「マリアちゃん、相変わらず可愛いわねぇ~。これもマリアルージュなの? 本当にマリアちゃんにピッタリの色ねぇ」
良子の人差し指がマリアの唇をそっとなぞった。
「あたしが飲ませてあげる……、このワイン。こうやって……」
良子がグラスを取り、一口ワインを口に含むとその口をマリアの唇に寄せた。
「えっ? 良子さん」
「頂きなさい、マリア」 
良子はマリアの唇を奪うと、その口にワインをトロトロと流し込んだ。
そして唇を塞いだまま、マリアのシャツのボタンを上から外していった。
「んっ、んん~……」
麗子がタイミング良くマリアの両手首を握り、その自由を奪った。
良子はボタンを外すとブラを外し、マリアの白い胸を露わにした。
「大きな胸、それにココの色もピンク色で……可愛いわ」
良子の濡れた唇が開き、マリアのピンクの蕾を含んだ。
「あぁぁん、良子さぁ~ん」
「大人しくしなさい、マリア」
麗子がマリアの両手を背中に回し、そのまま押さえ付けた。
良子は片手をマリアのスカートの中に伸ばした。スベスベとした太腿の内側を良子の手が滑り、ショーツの上からその中心をカリカリと爪で引っ掻いた。
「あっ、あぁ、あぁ~ん、やめて下さい良子さん。あぁぁん、だめですぅ」
「何言ってるのぉ? マリアちゃん。これからあなたを縛って思いっきり虐めるのよぉ。麗子さんと二人掛かりでね……」
「今朝のお仕置きよ、マリア」
「えっ……そんなぁ~」
「マリアちゃんの弱いトコロ、みぃ~んな麗子さんに聞いちゃった」
「あぁぁ~ん、麗子様ぁ~」
「焦らされると堪らないのよねぇ~。焦らして焦らして、生殺しの儘じっくりと虐めてあげる。じっくりと……」
「よかったわねぇ~、マリア」
「あぁ~、お赦し下さい。麗子様ぁ」
「良子さんにお願いしたら?」
「良子さん、お赦し下さい。それだけは……」
「だめ、今夜はあたしのオモチャよ。マリアちゃん」

麗子の部屋のダブルベッドに、マリアは全裸でX字形に縛り付けられた。
良子はマリアに妖しく微笑みながら全裸になった。
麗子は部屋の隅にある椅子に座り、静かに二人を見つめている。
良子はマリアの上で四つん這いになると、首を傾けマリアの耳たぶを甘噛みした。そこからネットリとした舌使いで首筋を舐め下ろすと、唇までを舐め上げた。そして舌を入れ、唾液を混ぜ合わせるようにマリアの舌に絡めた。
「あぁぁ~ん、良子さん」
「敏感な体ね、マリアちゃん。とっても虐め甲斐があるわ」
良子は添い寝をするように体を横にズラすと、マリアの胸の蕾を舐めた。
同時に片手を蜜壺に伸ばし、2本の指をヌルヌルと亀裂に差し込んでいった。
「こんなに濡れて、ココの奥が弱いのよねぇ、ほぉ~らっ、何処かしらぁ?」
マリアの腰がモゾモゾとクネリ始めた。
「あぁっ、あぁ~、いやっ、やめて下さい、お願いやめてぇ! あぁぁん!」
指がソコに触れた瞬間、マリアの全身がビクンと震え腰が浮き上がった。
「あらあら、どうしたの? んん? ココがイイの? ほらっココ」
「あぁ! ひぃぃ! だめぇ~。あぁ赦してぇ、ソコはソコはだめですぅ~」
「あぁー締まる締まる。ほらっ、ほらほらっどう?」
良子の指の動きに合わせるように、敏感な体は何度も弓のように反り返った。
その光景を見ていた麗子が立ち上がり、全裸になるとベッドに上がった。


マリアの右側に良子が、左側に麗子が横たわった。二人の熟女は片肘を付き、マリアの太腿に脚を絡め、妖しく微笑みながらその顔を見下ろした。
良子の右手の指先は、絶え間なくマリアの蜜壺のスポットを責め続けている。「あぁ~、あぁ~、麗子……様ぁ……、あぁっ! あぁぁんだめぇ~」
麗子は左手をマリアの胸から腹へと滑らせた。その手は柔らかな恥毛をまさぐり、マリアの膨らんだ肉豆をその指先に捕らえた。
「ひぃっ! ソコもっ! あぁっ あぁぁ、だめぇ~」
「もうプックリねぇマリア。膨らんだココを良子さんに見て貰いましょうか」
「いやぁ~。そんなっ、恥ずかしいですぅ」
二人はマリアの脚の間に移動をすると、その蜜壺の上で顔をつきあわせた。
そして麗子が両手の指先で、マリアの肉豆を完全に剥き出した。
「見て、こんなにプックリと膨らんで……」
「あらあら、それにこんなに紅くなって……」
「あぁ、そんなに、そんなに見ないでぇ。あぁもう恥ずかしいぃ~」
「舐めてみて、とっても敏感だから。ねぇ、マリア」
良子は蜜壺から指を抜くと、麗子に替わってその皮をしっかりと剥き上げ、
肉豆を尖らせた舌先でコリコリと転がした。
「ひぃぃ~! あぁぁ~だめっ、だめですぅ良子さん、やめ、やめてぇぇ~」
「タップリ舐めて貰いなさい、マリア。こっちはあたしが……ほぉ~らっ!」
麗子の指が2本、マリアの蜜壺に差し込まれ、敏感なスポットをクリクリと責め立てた。それはマリアの一番感じる力加減と動かし方だった。
「ひぃぃ~逝くぅ~。逝っちゃいますぅ、あぁ、だめっ、だめだめ逝くぅ~」
反り返ろうとするマリアの腰を、麗子が体重を掛けて上から押さえ付けた。
「もう逝きそうになって……、まだ逝かせないわよぉ、マリア」
「言ったでしょう、生殺しの儘じっくりと虐めてあげるって……」
「いやぁ~、あぁっ、逝っちゃう、逝っちゃう、あぁ逝くっ、逝くぅぅ~」
「んん? 逝きたいのぉ? マリアちゃん。ほらっ、こうやって、長時間虐められるのよ。ほぉ~らっ、逝きそう……、ほぉ~らっ、また……ほぉ~らっ」
良子は剥き出したマリアの肉豆を、ネチネチと執拗に舌と指で責め嬲る。
「ギリギリまで気持ちよくしてから、じっくりと責めるわよ。マリア」
「あぁ、そんなっ、いやぁ~。あぁ、逝くっ、逝くっ、逝く逝く逝くぅぅ~」
「ほらっ、もう1回よ。ほらほらっ、あぁー感じる感じる、ほぉ~らぁ~」
「あぁぁ~あぁぁ~逝く逝くっ、逝っちゃうぅ~、逝っちゃうぅぅ~」
逝きそうで逝けない大きな快感の波が、繰り返しマリアを飲み込んでいく。
そして波は2人のテクニックで、マリアを絶頂寸前にしたまま止まった。
「ひぃ~、逝くぅぅ~逝く逝く逝くぅ~、あぁぁ逝くぅ~逝く逝っちゃうぅ」
「ほぉ~ら、逝く寸前の快感がずぅ~っと、ここのままじっくり、じっくり、虐めてあげましょうねぇ~マリアちゃん」
「あぁぁ~逝かせてぇ、逝かせてくださいぃ~。あぁ逝くぅ、逝く逝くぅ~」
「ほらほらっ、もうチョットで逝きそうなのに。残念ねぇ、マリア」
「あぁぁ~逝っちゃうぅ~、もう逝くぅ、逝くぅ、逝く逝く逝くぅ~」
「まだよぉ~まだよぉ~マリアちゃん。まだまだ。時間を掛けてタップリと」
「感じまくりなさいマリア。このままネチネチといたぶってあげるわ」
麗子はマリアの蜜壺の奥を絶妙な指使いで責め立て、良子は真っ赤に腫れ上がった肉豆を指先で擦り、舌で転がし、絶え間ない快感を送り続けている。
「あぁぁ~もう、もうだめですぅ~。あぁっ、逝くぅ、逝く逝く逝くぅぅ~」
マリアの全身は硬直したようにツッパリ、僅かに痙攣している。
「あぁ、あぁ、お願・いぃ~。い・か・せ・てぇ~……、あぁ逝くぅぅ~」
二人の熟女の粘着質な責めに、マリアの全身は快感のルツボと化した。
「さぁ、そろそろ時間ね……」
麗子と良子は目配せをすると、マリアを絶頂へと駆り立てていった。
「ひぃぃ~! 逝くぅ逝くぅ、逝く逝く逝っちゃうぅ~、あぁぁぁ~」
悲鳴のような声と共に全身を痙攣させ、伸び上がるようにマリアは快感の頂点へと達していった。逝った後もピクピクと脈打つように体が震えている。
麗子はマリアの四肢の戒めを解くと、静かに良子と寝室を出た。


メイド姿に戻ったマリアは、二人のいる居間を覗いた。
麗子と良子は既に着替えを済まし、ワイングラスを傾けている。
「こっちにいらっしゃい、マリア」
マリアの姿に気が付いた麗子が、優しく微笑み手招きしている。
「はいこれっ、メリークリスマス。マリア」
麗子はテーブルの上に、ブルーのリボンのついた白い小箱を置いた。
「えっ? これは……?」
「あたしからのクリスマスプレゼントよ。開けてみて」
「えっ? プレゼント?」
マリアは期待を胸に、白い小箱を開けた。
中には銀色に輝くリングが入っていた。
「あぁー麗子様、これ……」
「あなたの欲しがっていた指輪よ」
リングには "Dear Maria" の文字が彫り込んである。
「ありがとうございます。麗子様」
「喜んで貰って嬉しいわ、マリア。あなたのその顔が見たかったの」
「よかったわね、マリアちゃん。麗子さんも早く帰ってきた甲斐があったわ」
「えっ? 麗子様……今夜のパーティーを早々に切り上げて……」
「クリスマスはあなたと過ごしたいの、マリア」
「響子ちゃんと明日香ちゃんも来るわよ。ケーキを持ってね」
「えっ! 本当ですか?」
「さぁ、マリア。みんなでパーティーよ!」

満面の笑みを浮かべたマリアの瞳に、星のような涙が輝いていた。

ー END ー

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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