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あなたの燃える手で

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緋色の奥義

其の四
「さぁ、ゆっくりと可愛がってあげる。うんと可愛がって味わって、それか
ら始末してあげるよ」
今や烏の髪は頭から四つに分かれ、椿の手足の自由を奪っている。
「それっ」
烏の右手が庭の木々の間に何かを投げた。するとそこに、髪を糸とした真っ
黒な蜘蛛の巣が張られたのだ。
「くっ、お前は蜘蛛の化身か」
「そうさ、その通り」
烏は椿を大の字にしてその巣に押し付けた。すると椿はそのまま巣に貼り付
いてしまった。その姿はまさに蜘蛛の巣に貼り付いた蝶を思わせる。
烏は椿の忍び装束を切り裂くと全裸にし、自らも全裸になると、大の字にな
った椿の上に覆いかぶさった。そして椿の顔に唇を近づけた。
「可愛いねぇ」
そう言って首筋に舌を這わす。
「うぅっ、貴様ぁ……」
椿はその場で精一杯もがくが、貼りついた手足はビクともしない。
「無理よ。無駄無駄。この髪糸に捕まったら絶対に逃げられないよ」
舌は首から脇の下へと移っていく。
「なにぃ……。あぁっ、やめろぉ」
「この髪糸はねぇ、女の髪を編み込んだ糸さ。それを女の愛液に色々な薬を
入れて数週間煮込んである。するとニカワの数倍の粘着力があるこの糸が生
まれるのさ。お前ごときの力で逃げられるものか。おやっ、脇の下が感じる
のかい?」
「くぅぅ」
「ふふふっ、知ってるかい? 蜘蛛がどうやって獲物を食べるか」
「なにぃ」
「蜘蛛はねぇ、毒で獲物を少しづつ溶かして食べるんだよ。少しづつ少しづ
つねぇ……」
舌は脇から離れると、胸へと狙いを定めた。
「大きな胸だねぇまだ若いのに。あたしとそうは変わらないだろう?」
「ふん」
「威勢がいいのも今うちだよ。この可愛い乳首をたっぷりと吸って、舌で転
がされたら」
そして椿の勃起した右の乳首が、烏の唇の間に消えた。
「はぁっ、はぁぁ~、あぁぁ~」
「おやおやっ、乳首も敏感だねぇ。どれっ、こっちも」
そして続けざまに左の乳首に吸い付いた。
「あぁっ、あぁぁ~、あぁぁ~貴様ぁ~、くぅぅ~」
「お互い悦楽を極めんとする流派だ。触り方舐め方は心得ているはず。そう
だろう?」
烏は左の乳首に吸い付くと、嬲るように舌で舐め始めた。
「はぁぁ~、くっ、くぅ~、あぁ~、あぁっ、あぁぁ~」
「左のほうが感じるようだねぇ~。こんなに硬くして、もうコリコリだよ」
そしてそんな乳首を甘噛みする。
「あぁぁ~、あぁぁ~」
「これが好きかい? どれ、それじゃ、じっくりと……」
硬くなった乳首を噛み、今度は痛みを与える。
「ひぃっ、きぃぃ~、あぁぁぁ~」
そして痛くなったところで、一転優しく舐める。
「あぁぁん、あぁぁ~ん、そっ、そんなっ……。あぁぁ~あぁぁぁ~」
「いい声で泣くねぇ、それじゃそろそろアソコを、もうトロトロのはずだ。
そうだろう……?」
烏の右手が、大の字になった椿の股間へと伸び、その亀裂に触った。

Comments 1

-  

大好きです!

2018/11/18 (Sun) 08:16 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土