あなたの燃える手で

12
「花村様。いやらしい蜜がもう溢れてますよ」
奈津は布団の上で、お尻を突き上げて四つん這いになっている。
女将はそんな奈津の後ろで、恥ずかしい淫花の花びらに指先を添えた。
「あぁぁ、女将さん。そんなに見ないで……」
「見るなと言われましても……。こればっかりは……。ねぇ」
「でもぉ」
「いいじゃありませんか。こんなに綺麗なおま◯こなんですから。その綺麗な
おま◯こが、こんなに濡れて……。敏感になってるようですね」
「そんなっ、あたし……」
「ココもしっかりとマッサージしていきますよ。奥の奥までしっかりと」
女将は右手の中指だけを伸ばすと、手のひらを上に向けながら奈津の花びらに
近づけた。
「まずは指を１本……。あらっ、このおま◯こには２本でいいかしら……」
女将は中指に人差し指を添えると、それを蜜壺へと差し込んでいった。
「あぁっ、あぁ～」」
「まぁ熱い。中がこんなに熱くなって。奥まで濡れてもうトロトロ。これだけ
濡れてると指がよく滑って、ほらっ、こんなに……」
女将は指を軽く出し入れし、その濡れ具合を奈津に知らしめた。」
「あぁ、そんなっ、恥ずかしいですから……。もう言わないで」
「でもこれも、この秘密のサービスに含まれておりますから」
「本当ですか……」
「えぇ、もちろん。花村様の体がどんな状態か、どこがどんな変化をしたか、
それらを詳細にお伝えするのが女将の役目ですから……。さぁ、次はツボを探
していきますよ」
「ツボ……？」
「はい。一般にはGスポット……、まぁ、ツボみたいなものですから」
女将は上を向いていた手のひらを、グルリと下に向けた。
「そのツボは、多分この辺……」
指先は麻薬犬のように蜜壺を嗅ぎ回り、奈津のGスポットへと近づいていく。
「あぁっ、あぁぁ～、女将さん、もう、もう……。あぁぁ～そこはぁ……」
「やっぱり。ここ？　それともこっちかしら？　あぁー成る程やっぱりこっち
ですね。ということは、ここをこうすると？　ほらっ」
「あぁぁ～だめっ、そこは、そこはぁ～、あぁぁ～だめぇ～」
「あぁー見つけました。見つけましたよ、花村様のGスポット。もう覚えまし
たから。次からは探さなくてもすぐに……」
「次……？」
「えぇ、このサービスは毎晩ですから。でもその快感は、きっとご満足いただ
けます」
女将は指を中指１本にすると、いよいよピンポイントにソコを責め始めた。
「はぁぁ～、あぁぁ～、あぁぁ～、あぁっ、あぁぁ～、あぁぁ～女将さぁん」
「ほらっ、ここです。ここですよ。ここが花村様のGスポット。凄く感じるで
しょう？」
「あぁ感じる。本当に、本当に感じるぅ」
「うふふっ、気持ち良さそうですねぇ、花村様。でも指をこうすると、もっと
感じますよ……。ほらっ」
わずかに立てた指先が、一点集中とばかりに優しくソコに押し込まれる。
「はぁぁ～いいぃ、感じる、感じるぅ。ソコ、ソコ、ソコォ～」
「そしてこの指先を小刻みに動かすとぉ……？」
「あぁぁ凄いっ、凄いぃ～、あぁ感じる、感じる感じる、あぁいいぃ～」
押し込まれた指先が小刻みに動きだした。その振り幅は１ミリもないだろう。
「ほぉ～らっ、堪らないでしょう？　いかがです？　花村様」
「いいぃ、いいぃ。凄く、凄くいいですぅ」
「女に生まれたことを感謝したくなるほど気持ちいいでしょう」
奈津は完全に、女将の指１本に翻弄されていた。